【黒子のバスケ】磯貝くんの彼女さんは色々チート過ぎます【暗殺教室】 (ページ10)

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92*赤司はlikeで悠くんはlove ページ10

「コタにぃじゃん！」
赤司「コタにぃ？」
「ああ、幼馴染みの葉山小太郎。知ってる？」
赤司「そりゃあ知ってるよ。幼馴染みなのか」
「コタにぃってやっぱスゴいな」←

意外と有名人ですわ。←

「自由行動は？」
赤司「勿論あるさ。毎日練習に使うわけではない」
「おっしゃぁ！！」←

女子力？
んなの知らねーよ！←
女子力が無くても、女子だわ！！←

戸籍上が女なら女だ！！←

赤司「さて、行ってくれるのか？」
「行くよ。行けば、諦めるんだろ？」
赤司「ああ」
「なら行く。コタにぃにも会いに行こう！」
赤司「好きにするといい」

すると赤司は軽く深呼吸をして、

赤司「それで二つ目なんだが」

と話し出した。

赤司は、何処と無く真剣な顔付きになっていたから、私も真剣に聞く。

赤司「ダメ元だからいいが」
「うん」
赤司「好きだ」

赤司ははっきりと言った。

私は、

「は？」

としか言えなかった。

「ちょ！おまっ！頭打ったか！？病院行こう！病院！」
赤司「頭など打っていない。どこも悪くない。返事を聞かせてほしい」

あれ、なんでこんな緊張してんだろ。
私は悠くん一筋。

いつもの様に、降ればいい。

のに、なんか口が。声が出ない。

赤司「…そんなだと、期待してしまうぞ？お前からはっきり断ってくれれば、僕は素直に諦めがつく」
「赤司の事は嫌いだ。大嫌いだ。でも、ごめん。頭の整理がつかない」
赤司「…そうか。では、また聞くことにしよう。
…そうだな。合宿が終わったらその日に」
「そうしてほしい」

なんで声が出なかったんだろう。
私は、私には悠くんがいる。

悠くんにこの事いったら嫌われちゃうかな？
そんなのやだ。

私は赤司の事は嫌いな筈なんだ。

いや違うな。
最近は、好きでもないけど嫌いでもない。
そんなところに居たんだ。

でも完全に今わかった。
私は赤司の事が好きだ。
誤解を招きそうだから一応言っておく。
¨ライバル¨としてであって、¨一人の男¨としては悠くんだから、そこのところ頼む。←

赤司「ではそれまでの期間の間。お前に振り向いてもらえる様、僕も精一杯努力する。だからよろしくな。A」

とニコッと赤司は笑った。