隣の彼女は不思議な漫画家【月刊少女野崎くん】

6,ところで ページ8

暫くして

私は美術部を見学させてもらい、かなり楽しんだ

そして部活が終わった

「漫画家さんかぁ…」

佐倉さんはずっとそんなことを言ってる

「もうすぐロマンスの方でも連載させてもらうんだけどね」

なんて言ってみる

「じゃあ野崎くんと一緒に描くんだね！」


野崎くんって誰

美術部の片付けをしながらそんなことを話してそろそろ帰る事になった

すると美術部のドアが開いた

「佐倉いるか？」

身長高い大きな男子

まさか…

「あ、野崎くん！帰ってなかったんだ！」

この人かっ！！

「ああ、日直で残っていてな…ついでに佐倉と帰ろうかと思って」

「野崎くんっ！帰る！帰る！」

わぁ、凄い輝いてる…眩しっ！


佐倉さんは飛び跳ねて喜んでるあたりガチで嬉しいのだろう。

「あ、野崎くんに嬉しいお知らせがあるの！」

佐倉さんはそう言うと帰ろうとしていた私を引っ張り廊下にいる野崎さんに紹介した


「Ｆ組の吉野さん！ロマンスとロマンスRで漫画描いてるんだって！！」


正確にはロマンスはこれから描く予定、ね

「なっ…てことは同じ雑誌に描く仲間か！」

仲間て…

「うちに来ないか」

突然の野崎さんの誘い

この人大丈夫だろうか

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