Belladonna (ページ18)

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結局身の潔白は証明されず

警察署行き

裁判まで持ち込まれた

証人は、ユラ。

最悪の方向に事態は進んでいる。

検事「ここで証拠物提示の許可を承認していただきたいのですが、よろしいでしょうか裁判長」

証拠……？

そんなのあるはずない

資料が配られた

検事「この写真からわかるように

被害者の傷跡と一致する凹みがあります。

そして

ブレーキ痕は、発見されませんでした。」

『ちょっと待ってください！！！そんなはずない！！！』

こっちを見てニヤっと笑うユラ

ユラは検察までも利用したの……？

裁判長「こんな証拠まで出てきてはもう…議論の余地はない

被告人を

有罪とする。

四年の実刑判決。執行猶予はなしとする」

『そ…んな……』

ユ「ミラさん……っ……」

テ「A……本当にお前が……ミラを殺…したの？」

『違う……っ…』

テ「信じたかったよA…」

『絶対無実を証明してみせるから…』

テ「ごめん……

今はお前を……

許せない」

ユ「テヒョンさん……泣かないで……

もうミラさんの苦しみは報われたの…」

ユラの胸に抱かれるテヒョンさん

こうして私は

結婚記念日になるはずだった日を

刑務所で過ごしている

会社の地位もミラも私の人生も奪ったユラを

私は決して許さない。