Belladonna (ページ1)

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テ「好きだよっ……Aっ…」

『はぁっ…私…もっ……あっ…』

この日は私の人生でおそらく一番幸せな日。

2年付き合った彼からプロポーズを受けた。

キレイなペアリングも貰った

ベッドに2人で向かい合いながら寝て、彼が言う

テ「幸せになろうな」

A「ふふっ…今さら何よ笑」

テ「だ、だって一応…ふ、夫婦、だよ？もうすぐで」

「夫婦」という言葉で一気に顔に熱が集中する

A「夫婦、か…」

テ「なんだよ、お前も照れてんじゃん笑」

A「そ、そんなことないし！」

テ「ひひっ笑」

チュッ

寝室に響くリップ音

彼が私のおでこにキスをした

テ「今日はもう寝よっか

俺…久々に止まんなかったし…疲れたでしょ笑」

私の腰を撫でながらそんなことを言う

A「もうっ何言ってんの

お、おやすみ！」

彼とは反対方向の壁に体を向け直して目を瞑る

テ「おやすみ……」

A「…！！…」

おやすみと言いながら私を抱き枕のように包み込む彼

彼の名前はキムテヒョン。私より２つ歳上。

出会いは会社で、彼は主任、私は普通の部下だった

私が恋するきっかけになったのが、2年前のあの日