誰を想ってるの2

階段 ページ11

A「えっ…ちょ、ちょっと！！！」



焦ってヘアピンを奪い取った


ソ「……なに、まさかあの後グクと一緒にいたの？」


ジ「そ…」
A「いやいやいや、あ、あのね！！！

会社の大事な資料渡し忘れてたの気づいて、だ、だから届けに行っただけ！！！

そんときにカバンから落ちちゃったのかなぁ」



ソ「もーー。そうならそうって早めに連絡しろよな、
こっちは心配したんだから」



A「そう、だよね、ごめんね！ほんと^^;





……おい。チョンジョングク。ちょっとこい。」


ジ「いっててて……！！

こえーなおい笑」


グクの首の後ろの襟を掴んで非常階段へ





A「あんたほんとなに考えてんの？！

まじでありえない！！！！」


ジ「お前こそなんなわけ。」



A「…はい？」


こっちが思いっきり怒ってんのにそんな態度だこられたから拍子抜けした



ジ「他の男とぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。

仮にもお前は俺の…女でしょ」


やばいちょー照れるなによもう♡←


A「……////


そ、そんなの仕方ないじゃん…会社なんだから」



ジ「もーーーー無理。無理無理無理です」



A「それは我慢していただかないと…笑」


ジ「……」

A「何で急にだま……わっ…！！」


急に腕を引き寄せて抱きしめられた




ジ「…これでチャラにしてやる。」



A「あり…がと？…笑」



私もグクの背中に手を回そうとしたそのとき



誰かが階段を降りてくる音がした



A「やっば…！！！」


ジ「俺が上、お前下な。」


こくり。


ジ「せーーのっ！！！」


一目散に階段の上と下に走った


はぁ…下でよかった

降りてくる人とすれ違う


コツコツコツ……


階段を降りる音が無くなった




はぁ…

再びチョンジョングクと５階で合流


ジ「…ぶねぇ…っはっははっ笑笑


お前ちょー必死だった笑」


A「だ、だってほんとに焦って……」


するとせっかくセットした髪をわしゃわしゃと崩された


A「あ、ちょっと！！せっかくセットしたのに…」

ジ「さっきソジュンに頭撫でられて赤くなってたでしょ。


その仕返し。」



バサバサと髪型が崩れた


A「もうやめてよ！！！」


ジ「ぶはっ笑笑笑

ひでぇ髪型…笑笑」

パシャっ


ジ「いやぁこれは待ち受けにしたい笑笑笑

しかもこの表情……笑笑」

肩を震わせながら笑う憎いやつ






ちゃんと好き同士なんですよね？

寝よ→←出勤

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