探したよ､兄ちゃん(2)

55話 ページ9

-inAの部屋 Aside-

『さてさてさて虎くん会議ですよ』


一虎「おう」


『2週間後に控えた抗争の件について｡』


一虎「俺らはどう動くかって話だろ」


『そーゆー事｡』


一虎「お前はどうするんだ」


『えっ灰谷兄弟と観戦』


一虎「まじ??」


『まじ』


一虎「俺はどーすればいいんだよ」


『芭流覇羅の特服の下に東卍の特服着ていったら??』


一虎「荷物増える」


『そんときは私が持っててやんよ☆』


一虎「俺はまず芭流覇羅の方にいればいいんだよな??」


『そーそー｡ちゃんと東卍には自分の口から伝えろよー』


一虎「わーってる」


2週間後…ね


半間がびっくりする顔が見たいなー笑


一虎「そーいえば芭流覇羅の特服持ってないの??」


『いらないって言ったから貰ってないよ』


一虎「半間に逆らうとか強っ」


『いやお前も逆らってんじゃん』


一虎「あー確かに」


特服はなんかサイズ間違われてぶかぶか過ぎたので返品しました｡


新調するかと聞かれたがマジでいらんって答えちった☆


いやだって芭流覇羅負けるでしょ??(偏見)


一虎「あとひとつお願いが…」


『んーなにー？』


一虎「一時的なもんでいいので陸番隊の隊員に…」


『無理だね』


一虎「やっぱり…」


『この際だから言うけど私は本来なら東卍の敵なんだよ??』


一虎「じゃあなんで手を貸してくれてるんだ??」


『稀咲の尻尾を掴むために共闘してるってだけ』


『兄貴がチームを作ってしまえば私とあんた達は敵同士』


一虎「…」


『覚えておきな､そーだろ､』


『兄ちゃん』


イザナ「はぁ…なんでいることわかるのかなー」


一虎「えっ…いたの…??」


イザナ「A､これが普通の反応」


『誰の妹だと思ってんだよ』


イザナ「すまないね笑」


『半間に変に察せられぬようはよ帰りな』


一虎「んじゃお邪魔しましたー」




イザナ「東卍に入るかもってびっくりしただろ」


『入るはずない笑だって東京卍會(あそこ)は天竺の敵､そうだろ??』


イザナ「お見事､合ってる」


『兄ちゃんさーほんと万次郎を妬みすぎ笑』


イザナ「そうか??」


我の兄貴､悪い顔をしてらっしゃる…

56話→←54話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す