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ドア越しに、


帰るよ、 って声が聞こえた。



母さんか……






俺、1人だ…





いつもは、

みんながいたのにな…








亜嵐くんが、

音楽作ってくれたのを聞かせてくれたり、



隼が、

しょーもない話をしに部屋に遊びに来たり、



涼太くんが、

俺の悩みを真剣に聞いて解決してくれたり、



龍友くんが、

綺麗な歌声を家中に響かせてくれたり、



裕太くんが、

動画を見せてくれて一緒に振り付け考えたり、



メンさんが、

面白いギャグを見せて笑わせてくれたり、






毎日が充実してたのに…
















もう、

何をどうしていいのか分からない…









少しだけ落ち着いたから、

勇気を振り絞って 6 人の遺影の前に行った。















…ねぇ……



なんでだよ…。







どうして俺だけ残すんだよ、、







それから俺は、

仕事にも行けなくなった。



俺だけ生きてく意味、ある?


ないなら働かなくていいじゃん。





俺だけじゃGENEじゃないし。



みんなは、

どうして俺だけを置いてっちゃったの…?









それから、毎年、命日とお盆は、

メンバーみんなの家族が
家にゾロゾロやってくるようになった。

















玲m「ねぇ玲於……」



玲m「…もうそろそろ、

受け入れたら?」



玲「……」


玲m「いつまで経っても傷が
消えないのは分かってるの。


けど、いい加減ちゃんとしないと……」



玲「傷が……消えない…」




玲m「それはちゃんと理解してるから、」



玲「分かってんなら…


…言うな。」




全mp「……」



玲「…俺の傷の深さは、

誰にもわかんない、


誰も、、、分かってくれないっグスッ



てかもう、分かんなくていいよ。


どうせ俺なんて、


みんないないのに、

1人だけ生きてたって意味ない、」






また涙が出てきた。


これは、いつまで続くのだろう…

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ちひろ(プロフ) - 更新も早くて、この物語自体大好きでした。次じゃなくても全然大丈夫なので、玲於くんのお話がまた読みたいです!! (2019年10月29日 0時) (レス) id: 53b4cdbbe8 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 毎日とても楽しみにしてました。次は涼太くんがいいです。 (2019年10月28日 23時) (レス) id: de824e752c (このIDを非表示/違反報告)
とら - めちゃめちゃ切ないです…こういうお話好きなのでとても楽しみにしてます!頑張ってくださいねっ! (2019年10月19日 21時) (レス) id: a756f2870a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あゆ | 作成日時:2019年10月6日 14時

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