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涼太side
こんなこと初めてで、
怖くて心臓が飛び出そうだった。
みんな顔を真っ青にしていた。
亜嵐くんは、駐車場にすぐに止め、
みんなも車内から飛び出して走った。
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ドタバタドタバタ…
バン!!
勢いよくドアを開けた。
涼「…嘘、で、しょ?」
ショックすぎて、掠れた声が出た。
そこには、
血まみれになって、
たくさんの機械が付けられてる
玲於がいた。
龍「…ぉおい玲於!」
裕「玲於!」
ピーーー
え、なんの音…?
医「午後4:12、
佐野玲於様 ご臨終です、」
涼「は…?」
隼「ねぇ玲於!
そんなのなしだって!
なんでいきなり…グスッ」
亜「なぁ、これからロケだってば!!
起きろよっ…グスッ」
メ「なんでだよ、、、グスッ」
玲於にどれだけ言葉をかけても、
動くはずがなかった。
裕「お前、医者なら助けろや!グスッ」
龍「裕太くんの言う通りやわ、
簡単に死なせるなや!グスッ」
HI「2人とも、落ち着け…」
今、初めて、
HIROさんがいることに気づいた。
みんなさ、
そうやって喋れるだけいいよね。
僕は、現実を受け入れられず、
なにも言葉が発せなかった。
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ちひろ(プロフ) - 更新も早くて、この物語自体大好きでした。次じゃなくても全然大丈夫なので、玲於くんのお話がまた読みたいです!! (2019年10月29日 0時) (レス) id: 53b4cdbbe8 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 毎日とても楽しみにしてました。次は涼太くんがいいです。 (2019年10月28日 23時) (レス) id: de824e752c (このIDを非表示/違反報告)
とら - めちゃめちゃ切ないです…こういうお話好きなのでとても楽しみにしてます!頑張ってくださいねっ! (2019年10月19日 21時) (レス) id: a756f2870a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆ | 作成日時:2019年10月6日 14時