キズナ&キセキ

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REO









着いたら起こして､ってだけ言って、

寝てしまった涼太くん｡




それにしても､

なんか顔色悪い｡



ホントは体調悪いんじゃないの、？









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿







玲｢涼太くん､

りょーたくーんっ｣


涼「ん､､､｣





涼太くん､


降りようとして立ったけど､

また座ってしまった。



みんなは行っちゃって､


今はバスの中2人きり。




玲｢涼太くん大丈夫？


もしかして､体調、、悪い？｣






聞いてみた｡



もともと涼太くんは､

心配されたり他の人に迷惑かけるのが
嫌いな性格だから､

自分で抱え込んじゃうんだけど､､､




涼太くんは､

周りを確認したあと､

こう言った｡







涼「実は､


体調あんま良くない…」





自分から言うってことは､

余程体調悪いんだ､､､






玲｢マジ？

みんなに言ってこよっか？｣



涼｢いや、

2人だけの秘密にしてて、？


みんな楽しみにしてるのに、

雰囲気台無しになっちゃうから…｣






やっぱ､

こうゆうとこは涼太くんだな、、




玲｢…分かった｡


でもほんとに、

無理だけはダメだからね？｣



涼｢ありがとう、｣









地獄の始まりは､

すぐそこに迫っていた。

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