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『相澤!!寝グセついた!!どうにかして!!』
「先輩。その横だけ長い髪と右目隠してる前髪、どうにかなりません？後ろベリーショート並に短いんだから」
『アイデンティティ』
「右目は義眼隠したいからだとは知ってますけど...寝癖で上がったら意味無いでしょ」
『だから相澤に直してもらいに来てる』
「そこ座ってください」
『アイ』
イレイザーの前にちょこんと座るセンパイは正直子供
どっちがセンパイだよ、マジで
「ねぇ、マイク。彼女は一体...」
「あれ、聞いてない？」
「元気な子がいるとしか」
今年の春から同じ教員になったNo.1ヒーロー
オールマイトはまだセンパイを知らないっぽい
「Humm...言っとくけど彼女、子じゃねぇんだぜ？」
「え!?それはつまり...」
「伏見 Aセンパイ。見た目16歳でも実年齢39歳のマジ年上」
「もしかして23年前の事件の？」
「Yes!!あ、絶対にセンパイを外に出すなよ？教員以外との接触も絶対にさせない事。これ禁則事項」
「そんなに厳しいのか、彼女の存在は」
これ、俺が言っていいのか？
「俺よりイレイザーのがよく知ってるし、本当にどうしてもってなら、あいつに聞いた方が早いぜ」
ただの逃げ
俺はそこまで厳しい事言いたくねぇし
いや、決まりなんだけどな
「あんま深入りすると後が辛いから気をつけた方がいいぜ。それにセンパイは重い話が嫌いだしな」
さて、イレイザーに怒られる前に俺も仕事しますか
『止まって!!相澤早まるな!!そのハサミ置いて!?絶対アタシの髪切るよネ!?』
「見てて鬱陶しいし、俺の仕事はアンタの寝癖を直す事じゃないんですよ...もう切りましょう」
『ダメ!!アタシの成長止まってるカラ伸びナイの!!あ、オールマイト!!助けて!!切られる!!!』
「あ、おい待て!!職員室から出るな!!!」
センパイが職員室から出る1歩手前
俺を含むその場にいたヒーロー全員が止めにかかった
「ちょ、センパイ!!本当に職員室出んのはアウトだぜ!!?」
「そうです!!禁則事項を破れば我々が貴女に何をしなければならないのか、知らないわけじゃないでしょう!!?」
『あ、そっか』
キュッと人間とは思えない急ブレーキでギリギリ止まったセンパイ
あっぶね...
「マジで元気なのはいいけどよぉ...危なっかしいったらありゃしねぇ」
「可哀想でも、これが本人の為だ」
「あと何年かかることやら...」
もし俺らまでいなくなったら
センパイは、どうなっちまうんだろ
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リンドウ(プロフ) - モなか王@水卍さん» くぅ...これはこれで話が詰んでて進まないけど頑張る...!! (2018年7月21日 13時) (
レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - イチゴさん» ありがとうございます！頑張ります (2018年7月21日 13時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
モなか王@水卍(プロフ) - コッチもずっと眺めてる…頑張ってね…好きぃ… (2018年7月21日 13時) (レス) id: d988924efc (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - やばいやばい、面白い！更新頑張ってください！楽しみにしてます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年7月12日 16時) (レス) id: c6018d0b79 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 卍さん» 切なさより面白さ重視でいくつもりです！あまり自信はありませんけど...。ありがとうございます！ (2018年4月3日 8時) (レス) id: dfc50c3188 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2018年4月2日 20時
