眩しい笑顔-You side- ページ18
A「疲れてるのね。」
LH「そうみたい。身体に悪影響を与えるような疲れじゃなくて、心に穴が空いてるようなそんな感じ。自分が何を求めてるのかもわからない。」
LH「生活も満たされてるし、メンバーだって無くてはならない存在だよ。この世界にいるのは自分の意志…僕らの夢だから。でもそこに居座り続けるにはつけたくもない仮面をつけなきゃいけなくて…。…当たり前なんだけど…さ。」
LH「自分ってなんなのかわからなくなる事が最近多くて。どの国の芸能界で歌ったり踊ったりしても一緒なんだろうけど、この世界にはプライベートと仕事の区別がない。オフの日だろうが、カメラは僕らについて回るじゃない。プライベートってなんなんだよって…。ここで生きて行く上で十分覚悟してきたつもりだったけど、そんなもんじゃ到底届かなくて。」
A「ルハン。頭使うなメンバー頼れ。」
LH「へ？」
A「私も毎日葛藤してる。たとえ活動がないとしても、その考えが頭によぎるの。今のあなたは、心に余裕がない。最近笑顔が作り物みたいだし、ザ・仮面って顔に書いてあるし。何があったのって…。私が知ってるルハンは、優しくて、いつ周りのこと考えてて、誰も持ってないような輝きを持っている人。」
ルハンの気持ちを思うと苦しくて苦しくて。
A「私、ルハンみたいに悩んだ時期何度もあった。今でも悩むこともあるんだ。でもね、
いいことおしえてあげる^ ^ 頭使って悩んでる暇があるなら誰かに話す時間に当てる方がよっぽどいいって。マネオッパが言ってた。ソロの私にはメンバーなんて存在がないもん。俺にでも、先輩にでも後輩にでもそこらへんのおばちゃんでもいいからとにかく話すんだって教えてくれた。11人の兄弟でしょ？頼らなきゃ！」
私達はいつも同じところで迷ったりつまづいたりする。ハードスケジュールの中で頭を使ってちゃ今度は倒れてしまう。
A「ほら！ハグしたらストレスが1/3に減るっていうじゃない！それと一緒だよ！ルーハン君、あなたは抱え込むのをやめましょう^ ^
あなたが倒れてしまったら、誰が男の中の男になるの？」
A「絶対に泣かないミンソクを泣かせるの？」
言いたいことはそれだけ。
LH「男の中の男は僕しかいない！…ははっ、もっと早く話せばよかった。カッコ悪ㅋ」
A「よく頑張ったね。ほれ、シウちゃんとこ行っておいで←」
顔がいつもに増して明るいよ、ルハン。
グゥウウ。
さぁ帰ろう。
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作者名：ちょんちょん | 作成日時：2015年8月24日 15時
