憧れ-KA side- ページ15
今日は貴重なOFFだけど、いつもみたいに眠気は全くない。
一回ベッドに飛び込んだものの、なんとなく落ち着かなくて無理やりセフンを連れて練習室に来た。
SE「ジョンイナ〜誰かいるみたいだし、帰ろう？」
KA「さっさと入る〜。」
と強引に押し込んだ。
何も考えずに、ただ何気なく入った。
普段のあの柔らかい雰囲気からは考えられないほど、表情を変えたAがいた。
いろんなジャンルの音楽を繋げたものを流して、表情と空気を一瞬にして変えていった。
俺みたい感情移入しすぎずに、ちゃんと自分を持っている。
この人はいつも憧れだ。
SE「……。」
さっきまで 眠いとか帰ろうとか言ってた奴がこの通り←
SE「この人にはいつまでたっても頭が上がらないよ。」
ダンスにおいても、人としても…誰かに自慢したくなるぐらいに。
A「セフンにジョンイン〜♪」
柔らかい笑顔こっちにやってきた。
さっきまでの表情とはまったく違くて、これまた抱きしめたくなるような顔…
反面その切り替えの早さに若干驚いて、思わず後ずさりしてまった。←
A「相変わらず眠そう顔してるね。セフナまで…マンネ極めてるね(￣▽￣)」
A「2人とも練習来たんだよね？！私、夕食の買い物に行かなきゃだから先でてるね」
どこのおばちゃんだよ！と思わず突っ込みしたくなる。
そして、鼻歌交じりにスキップで帰っていった。
普通に見えて普通じゃない←
SE「やるんだったら早く練習しようぜ。」
目バッチリ覚めてんじゃん←
Aの行動や言動はなぜか元気づけられる。
周囲の人が笑顔になるんだ。
我が家のハッピーウイルスとは違う何かを持ってる。
SE「確かに！Aと違ってうちのハッピーヤ○ウなヒョンは…はぁ…」←
セフンㅋㅋㅋ
いい加減、ヒョン扱いしてあげてよ…。
KA「人の心読むなㅋ」
SE「イェヘッ」
イラッ←
強烈なにらみでひるんだのか、大人しくなったぜ←
さ、はじめようか。
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作者名：ちょんちょん | 作成日時：2015年8月24日 15時
