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私が平気だと知ったら隠の人達はぞろぞろと帰っていってついに、一人きりになってしまった。

『あちゃ、これ。詰んだくない?』







そんなこと呟いてるうちに後ろから肩を掴まれた。

時透「ねぇ、なんで日輪刀持ってるの?」

『はっ...』

推し。と対面しました。
ちょ、破壊力.....。

『あの、来月にある最終選抜に参加したくて....』

時透「育手は?もしかして鬼に喰べられたの?」

『いや、隠の人に育手紹介してもらえなくて....』

時透「ふーん....。じゃあ僕の継子になる?」

へ?なんとおっしゃいまして....?

『わ、私、刀なんて一回も触ったことないですよ?』

時透「じゃあなんで刀の色が変わってるの?訓練とかしたんじゃないの?」




え?刀の色.....?ちら、と見てみると日輪刀が白色に変化していた。


時透「見て。僕とお揃いだね。」

じゃーん、というような効果音をつけてもいいぐらい尊い仕草をして無一郎の日輪刀を見せてきた。


時透「ほら、初めて触ったんでしょ?才能あるよ。継子にしてあげる。」

トーンの変わらない声でどんどん喋っている無一郎に見惚れながらも言われるまま着いていく。




本当にこれで良いのだろうか_______。

ふと、頭の隅をよぎる。確かに、時透様の近くにいればすぐ守れるけど、足手纏いになったら?私のせいで推しがいなくなったらどうするの?




そう思えば思うほど足が鎖に繋がれたように動かなくなる。

気づけば立ち止まっていた。


時透「どうしたの?」

『あの、私。やっぱりお断りします。もし、最終選別で生き残っていたらもう一度、誘ってくれますか?』

時透「.....」

沈黙が続く。気まずくて口を開こうとしたら、先に口を開いたのは彼だった。


時透「僕、記憶力に自信がないから憶えていられるかわからないけど誘うね。だから、絶対、生き残って。」






どこか優しくも聞こえるその声に涙が溢れそうになった。
君に言いたいよ_______。



絶対生き残って君の記憶から飛び出してくるから。

貴方を護るから。

。→←。



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四季(プロフ) - ゆずきさん» YOASOBI仲間いて嬉しいです!!小説から音楽を作るっていうのが好きなんですよね。。。。歌詞、素敵ですよね! (6月1日 18時) (レス) id: b42d085b1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 四季さん» わ私もYOASOBIめっちゃ好きなんですよ!どの曲も歌詞すごく好きで! (6月1日 17時) (レス) id: 8544b66509 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - ゆずきさん» 気づきましたか!?私、YOASOBIが好きで、参考にしてたんですけど誰か気づくかな〜って思ってたんですけど気づいてくれて嬉しいです!! (6月1日 16時) (レス) id: b42d085b1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - もしかしてなんですけど!YOASOBIさんの「セブンティーン」を参考にしてます!?聞いたことあって! (5月31日 23時) (レス) id: 8544b66509 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:四季 | 作成日時:2023年5月31日 21時

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