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無一郎によると、風邪をひいて体が弱ってしまったのでお館様に少しの休暇をもらったらしい。
私の日輪刀の刃こぼれもあり、二人で刀鍛冶の里へ行くことになった。
『よろしくお願いします』
隠の人にそう挨拶をすると、にこ、という太陽みたいな笑顔で返してくれた。
私には眩しすぎて到底できそうにはない。
目と耳を塞がれると数時間で里に着いた。
隠の人は温泉を勧めてくれたが、まずは鉄珍様へのご挨拶だ。
ある大きい屋敷に案内され、床に正座をしていると、鉄珍様が入ってきた。すごく小さくて可愛い。
鉄珍「どうもコンニチハ。ワシ、この里の長の鉄地河原鉄珍よろぴく」
この人....まだ私も使い慣れていない若者言葉をこんなにも容易く扱っているなんて.....。この人を見下ろしてはならない。本能がそう訴えている。
鉄珍「里で一番小さくって一番偉いのワシ。まあ畳におでこつくくらいに頭下げたってや」
『こんにちは、よろしくお願いします』
私は自然と炭治郎みたいに頭を畳に打ち付けるくらい下げてしまった。
鉄珍様はおかしかったらしく、少し笑ってから金平糖をくれた。
鉄珍「女の子は金平糖が好きだと聞いたからあげるわ。」
『ありがとうございます』
鉄珍「今回は日輪刀がまだできてないっていうことやな」
『そうなんです。今使ってる刀は刃こぼれがひどくなってしまいましたので....』
鉄珍「見せてみ。」
そう言われたので鞘から刀を取り出し、鉄珍様に見せる。
鉄珍「これは随分とひどいな。ほな、Aちゃんの担当の刀鍛冶に聞いてくるから里の奥にある屋敷で待っとき。」
『ありがとうございます!』
そういうと、私は鉄珍様のいる部屋から出る。
外では無一郎が待っていたので一緒に奥の屋敷まで足を運ぶ。
私の目の前には原作と同じ部屋が広がっており、感動した。
色々見て回ると怪しまれるので一部屋だけ見て満足することにした。
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四季(プロフ) - ゆずきさん» YOASOBI仲間いて嬉しいです!!小説から音楽を作るっていうのが好きなんですよね。。。。歌詞、素敵ですよね! (6月1日 18時) (レス) id: b42d085b1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 四季さん» わ私もYOASOBIめっちゃ好きなんですよ!どの曲も歌詞すごく好きで! (6月1日 17時) (レス) id: 8544b66509 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - ゆずきさん» 気づきましたか!?私、YOASOBIが好きで、参考にしてたんですけど誰か気づくかな〜って思ってたんですけど気づいてくれて嬉しいです!! (6月1日 16時) (レス) id: b42d085b1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - もしかしてなんですけど!YOASOBIさんの「セブンティーン」を参考にしてます!?聞いたことあって! (5月31日 23時) (レス) id: 8544b66509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:四季 | 作成日時:2023年5月31日 21時