検索窓
今日:7 hit、昨日:7 hit、合計:16,394 hit

ページ17

今回は安定に任務を終わらせて、少し時間が空いたのでついさっに見つけた茶屋で三色団子を頼んだ。

先に置かれた熱いお茶を喉に通すと苦味が舌に来た。
でも、この苦味が美味しいのだ。

数十分座って今日の任務の振り返りをしていると、三色団子が来た。

「お待ちどうさま。お嬢ちゃん、鬼殺隊の人だね?」

『はい』

運んできたおばあさんにそう問われたので素直に答えた。

「私はね、昔、鬼殺隊に命を救われたことがあるのよ。本当に感謝してもしきれないわ」

『私も、最近鬼に襲われたところを鬼殺隊の方々に助けてもらい、入隊を決めました。』

「そうかい。お疲れ様。そういえば、近頃にまた最終選抜があるわよね、今年は特に人数が少なかったみたいでもう一回行うみたいよ」

あ、私のことだ。

『そうなんですか、じゃあもっと強くならなくちゃ駄目ですね』

「ふふ、上昇志向があって偉いわね」

そう言われて、頭を撫でられると少し嬉しくなった。
おばあさんが店の中に戻ったところで私はお団子を口に含む。もちもちと口の中いっぱいに広がるお団子に思わず笑顔になってしまう。

『ん〜!』

つい、声が出てしまって周りの人の視線を集めたのは内緒にしておこう。

そういえば、久しぶりにちゃんとした物を食べたかもしれない。これまではご飯が作れず、山菜を洗ってそのまま食べていただけだったけど、今日はお団子がある。

持ち帰る用を二つ注文してお金を払うと店を出た。

迷惑だと言われたら無一郎の家を出て行くこととしよう。そのあとはそのときに考える。とりあえず、帰ることとしよう

数十分歩くと屋敷が見えてきた。

『ただいま〜.....』

返ってこないので、どこかに行っているのだろう。私にそれを縛る権利はない。

廊下を進み、寝室に入ると無一郎が布団に倒れるようにして眠っていた。

『ちょ....大丈夫ですか?』

時透「おかえり。早かったね」

眠ってはいなかったみたい。声色は朝と変わっていない。

時透「ごめん、さっき疑って。僕、風邪だった。」

謝り慣れていないのかわからないけど、少しカタコトに聞こえた。

『全然気にしてません。ほら、お土産も買ってきましたよ』

一個渡すと少しずつ頬張っていた。

。→←。 時透無一郎side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
181人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

四季(プロフ) - ゆずきさん» YOASOBI仲間いて嬉しいです!!小説から音楽を作るっていうのが好きなんですよね。。。。歌詞、素敵ですよね! (6月1日 18時) (レス) id: b42d085b1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 四季さん» わ私もYOASOBIめっちゃ好きなんですよ!どの曲も歌詞すごく好きで! (6月1日 17時) (レス) id: 8544b66509 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - ゆずきさん» 気づきましたか!?私、YOASOBIが好きで、参考にしてたんですけど誰か気づくかな〜って思ってたんですけど気づいてくれて嬉しいです!! (6月1日 16時) (レス) id: b42d085b1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - もしかしてなんですけど!YOASOBIさんの「セブンティーン」を参考にしてます!?聞いたことあって! (5月31日 23時) (レス) id: 8544b66509 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:四季 | 作成日時:2023年5月31日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。