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12.一戦終えて ページ12
いつでも引けるように弓を構えていた潤が息を吐いた。
何故かその後ろにいた翔が、安心したように笑う。
翔「今日のは弱い奴で良かった…」
潤「まぁ、確かにそうなんだけど…
前線の翔くんが俺の後ろに居たらダメでしょ。」
潤の諭す声を聞きながら、愕然とする。
え、今の大きさで弱いの？
それとも大きさ関係無いの？
…
智「大きさは関係無いですね。」
和「僕らくらいに小さいのが無茶苦茶強いとか、よくありますよ。」
聞いてみたら、泣きたくなるような答えが帰ってきた。
まじかよ
信「まぁ、斗真様に怪我がなさそうで良かったわ。」
章「さすが、智くんと和也くんだね。」
隆「反射神経すごいわぁ。」
裕「いや、お前はずっと変な踊りしとったからやろ。」
俺を心配しているのかしてないのか、よくわからない彼らの話を聞きながら項垂れる。
…もうやだ、俺
神様代理なんて止めたい…
斗「…あ、夜ご飯作らなきゃ…」
忠「ご飯！」
キラキラした目で俺を見つめる忠義。
気のせいか、さっき戦った三人も少し嬉しそうな顔になっている。
…
斗「…すぐに作るね。」
嬉しそうな歓声を上げた皆に思わず笑う。
…まぁ、神様代理も悪くはない…かも？
ラッキーアイテム
忠義の枕
ラッキー12星座の戦士
天秤座の翔
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作者名：成魔さん♪ | 作成日時：2018年7月18日 0時
