悪戯にも程々に【貴方side】 ページ4
あの騒動があってから翌日、私はリントとトアと共にラウンジへ向かっていた。
すると、ソファーではフェンがあの女の子をからかっていた。
トア「こんなところで何をしている」
トアが声を掛けると、女の子は私達へ助けを求めるような視線を向けた。
リント「お取り込み中？」
フェン「見てわかるなら、邪魔しないでくれる？イイところなんだから」
トア「馬鹿を言うな」
トアはそう言うと、フェンから女の子を無造作に引っ張って奪った。
けれど、女の子はまだ力が入らないらしく、床にへたりこんでしまった。
フェン「おっと、大丈夫？
俺の膝上に戻っておいでよ」
？「い、いえ、床の座り心地もなかなかですから！」
あらあら、面白い事を言うのね。
可愛らしくて好きよ。そういうの。
それにしても、フェンも悪い人ね。
古代魔法の使用はSランクの授業時のみって決められてるのに。
そこでふと視線をずらすと、リントが女の子の側にしゃがんで名前を聞いていた。
少し動揺しているようだけれど、リントが何かしたのかしら？
それとも、まだ緊張してるのかしら。
リント「名前」
ユウ「あ……如月ユウです……けど」
ユウちゃんって言うのね。
可愛らしい見た目にピッタリとマッチしている名前だわ。
リント「俺は、リント」
ユウ「リント……さん」
リント「そう」
リントの優しい笑顔を見て少し安心したのか、ユウちゃんの顔が少しだけ穏やかになった。
すると、リントが此方を見ている事に気が付いた。
あぁ、危ない危ない。すっかり忘れてしまうところだったわ。
『私はニクス・クリプタニアよ。
宜しくね、ユウちゃん。』
ユウ「は、はい！
えっと……ニクスさん。」
『ふふ、そんなに固くならなくて良いわ。
私の事は気軽にAって呼んで。』
そう言って微笑むと、ユウちゃんも小さく微笑みながら返事をしてくれた。
うん、警戒は解いてもらえたみたいね。
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紅キ霧雨 - カナリアさん» ありがとうございます！！！そう言ってもらえると嬉しいです！新しく魅惑ナイトメアの小説を作ったので、良ければそちらも読んでくれると嬉しいです！ご愛読ありがとうございます！ (2018年7月29日 20時) (
レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - 夢主さん性格いいし顔もいいとかマジ女神…(？)魔界王子と魅惑のナイトメアの小説ないですから純粋にめっちゃ嬉しいです( ￣▽￣)楽しんで見ています！ (2018年7月13日 14時) (レス) id: 90bd7d6cd5 (このIDを非表示/違反報告)
雨簾(プロフ) - 紅キ霧雨さん» そうなんですか！色々拝見させていただきます！ (2018年6月21日 19時) (レス) id: af0a3905ab (このIDを非表示/違反報告)
紅キ霧雨 - 雨簾さん» いえ、名前は違いますけど一応色々書いてます！(要するに掛け持ち者)← ありがとうございます…！お互い頑張りましょう！ (2018年6月21日 19時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
雨簾(プロフ) - 紅キ霧雨さん» 初投稿ですか？私も最近投稿し始めたので、一緒に頑張りましょう！ (2018年6月21日 18時) (レス) id: af0a3905ab (このIDを非表示/違反報告)
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