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「遅かったな、鈴乃」
「あ…す、すみません。」
「いいよいいよ、早くご飯食べな」
食堂に到着したあと、なんとか夕ご飯にありつけたあたし。
だけど、なんだか今日のご飯は味がしなかった…
・
「えと、鈴乃さん…大丈夫?」
「ひょえっ!!あっ、谷地さん!?」
突然、烏野のマネージャー谷地さんに話しかけられた。
「あわわわ、驚かしてごめんなさい!!その、、ぼーっとしてて箸が進んでないから、なんかあったのかなー、って…」
谷地さん…私の事心配してくれたんだ!
なんて優しいんだろう…
でも…さすがにこんなこと言えないよね。
「なんでもないよ!」
そう言って誤魔化すと…
「あれ?そう言えばリエーフはどこ行ったんだ?」
「ッ!!」
海さんの口から出た名前に、ぎくりとする。
そして、谷地さんはその様子を見て、何かを察したようだった。
(バレた…かな…?)
「あのあの!私でよければ相談にのりたいなーなんて…消灯まで時間あるし、どう、かな?」
「谷地さん…じゃあ…ちょっと聞いてくれる?」
「!!うんっ!もちろんだよ!!」
こうして…
合宿1日目の夜、あたしと谷地さんの恋愛トークが始まったのだった…
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たかな(プロフ) - ライグリールさん» ありがとうございます!! (2020年7月30日 6時) (レス) id: 73a36fd221 (このIDを非表示/違反報告)
ライグリール - すごい…リエーフがかわいい…!おもしろかったです! (2020年7月27日 21時) (レス) id: 10ffdced2d (このIDを非表示/違反報告)
たかな(プロフ) - 夜空さん» コメント、とっても嬉しいです!!読んでくれてありがとうございます!!! (2020年2月21日 21時) (レス) id: 76ca1e95bd (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - すごく面白かったです。リエーフ君、カッコいいッ (2020年2月20日 19時) (レス) id: abc6410102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:TANAKATUKI | 作成日時:2020年2月7日 3時