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「っと言っても先生はぁ〜、これからちょっと出張なんだけどねぇ〜」
「ええーーっ！？」
「でも！今日は、2人でちゃんと来て！先生に謝ってくれた！なので許します！
保健室の鍵は、下校時に職員室まで返してくれればいいから。
鈴乃は寝ていきなさい。無理はしちゃダメよ？」
「はい…(いい…のかな…)」
「それじゃね！灰羽くん、あとよろしく〜」
「了解っす！！」
・
先生が部屋を出ていくと、リエーフはそっと私をベッドに寝かせて、布団をかけてくれた。
「無理、良くないよ」
「うん…ありがとうね」
「…」
「リエーフ？」
気づけば、リエーフは、布団の上ですうすうと寝息を立てていた。
(そっか…朝練早くて大変だもんね)
先生のいない保健室に2人きり…
胸がざわざわ。
なんだかいけない時間。
サボったこと…監督や先輩になんて言おうかな…？
お腹が、きゅっと痛い。
(髪、サラサラ…触ったら起きるかな)
リエーフの頭に、そっと指を伸ばした。
どきどき。
「わ…っ。」
リエーフの髪の毛が、私の指の隙間をサラッと抜ける。
(良かった、起きない…)
サラサラで、いい匂い。シャンプー何使ってるのかな…
好奇心は止まらず…そのまま、頭を撫でてみると。
「………ん」
「！！」
(しまった！さすがに起き…っ！？)
「姉ちゃん…」
…リエーフ…可愛いな…
それから10分くらい、ずっとリエーフの頭を撫でていると、しばらくしてリエーフが目を覚ました。
「ンガッ」
「！！起きた！！！」
「やべえ！！！俺、めっちゃ寝てた！！！」
「おはよう」
「今度は逆だな」
「ふふっ、そうだね」
「…何かした？」
「さあ？」
「さあって何！」
「秘密！」
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たかな(プロフ) - ライグリールさん» ありがとうございます！！ (2020年7月30日 6時) (
レス) id: 73a36fd221 (このIDを非表示/違反報告)
ライグリール - すごい…リエーフがかわいい…！おもしろかったです！ (2020年7月27日 21時) (レス) id: 10ffdced2d (このIDを非表示/違反報告)
たかな(プロフ) - 夜空さん» コメント、とっても嬉しいです！！読んでくれてありがとうございます！！！ (2020年2月21日 21時) (レス) id: 76ca1e95bd (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - すごく面白かったです。リエーフ君、カッコいいッ (2020年2月20日 19時) (レス) id: abc6410102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TANAKATUKI | 作成日時：2020年2月7日 3時
