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リエーフside
「はあっ、はあっ、はあっ」
「はーっ！はーっ、はぁーーっ！！」
「あのっ、はぁっ、A！！どうして、急にっ！！？」
俺の手を引いて猛スピードで廊下を走るAは、必死すぎて汗だくになっていた。
これ、どこに行ってんだろ？
ていうか、俺たち部活行かなきゃいけないよなぁ…
どうしよう。今頃、夜久さんとかめちゃくちゃ、怒ってんだろうなあー。
走る彼女に手を引かれつつ、考えていると、突然、Aは口を開いた。
「あのっ、ご、ごめんなさいっ！いきなり、はぁ！はぁっ…！昨日の、事、なんだけどっ！」
「き、昨日のことっ！？てかさ、はぁっ、一旦、止まろう、よ！！」
「はぁ……ふぅ…それも…うん…そうだね…はぁっ…」
「A…って…意外と…足、早い…ね…」
「あはは…それ、よく言われる…ふふっ…」
・
・
Aside
「…落ち着いた？」
「うん…ごめんねなんか」
「まあ、部活は、後でちゃんと説明しに行こう」
「ううううっ…」
「ほら、元気だして？」
「ありがとう、リエーフくん…」
「(あ。くんが付いてる。)…それで話って？」
「あのね！昨日の保健室のお水とコップとお薬！保健の先生が怒ってるんだって！勝手に入ったことも！誰かも分からないからって！」
「………あっはっはっはっはっはっは！！！！」
「っ！？笑い事じゃないよ！」
「はー、面白い！Aってマジメなんだな」
「真面目とか関係ないから！…よく言われるけど！」
「んで？」
「で、あたしたち、今から保健室行って、謝りに行くの！そのあと、部活！」
「あー、オッケー。なるほどね。そういう事だったんだ」
「行くまでに説明しようと思ったけど…息切れしちゃって」
「行きながらとか面白いね、A！」
「うっ………。」
「よし！分かった。保健室行こっか」
「うん」
「んでちゃんと怒られて、そのあと部活行こ」
「うん！」
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たかな(プロフ) - ライグリールさん» ありがとうございます！！ (2020年7月30日 6時) (
レス) id: 73a36fd221 (このIDを非表示/違反報告)
ライグリール - すごい…リエーフがかわいい…！おもしろかったです！ (2020年7月27日 21時) (レス) id: 10ffdced2d (このIDを非表示/違反報告)
たかな(プロフ) - 夜空さん» コメント、とっても嬉しいです！！読んでくれてありがとうございます！！！ (2020年2月21日 21時) (レス) id: 76ca1e95bd (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - すごく面白かったです。リエーフ君、カッコいいッ (2020年2月20日 19時) (レス) id: abc6410102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TANAKATUKI | 作成日時：2020年2月7日 3時
