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「ん…」
ぼんやりと目を開けると、オレンジ色に染まった天井が目に入る。
夕陽が射し込んでるのか…
…夕陽？あれっ！？
まだ寝ぼけてる頭を必死に覚醒させる。
もう夕方になってる！
そうだ！あたし、生理痛が酷くて、部活の途中から…！
「試合！！！」
「終わったよ」
「そっか、終わったんだ…。…えっ？」
勢いよく身体を起こすと、灰羽くんがベッドの傍の椅子に座って、私をじっと見ていた。
「灰羽くん！？？！」
「おはよ！」
「うわああ、ごめんねぇ…お薬飲んだら眠くなっちゃってつい…」
ていうか…寝顔見られてたの！？
恥ずかしすぎる！もしもし変な顔とかしてたら…絶対無理！！
「あの、あたし、どのくらい寝てた？」
「んーと、2時間くらい？あ！監督にはちゃんと言ったから今日はこのまま帰っていいよ！片付けとかも俺たちでやるからね！」
「…」
「マネージャー？どったの？」
・
『精一杯頑張りますので、よろしくお願いします』
そう言って入部したバレー部…
私は選手じゃない分、しっかりサポートできるようにって、思ってたのに…
なんだか、ダメダメだ。自分が嫌になってしまう。
・
「…迷惑かけちゃってごめんなさい。灰羽くんも、もちろん皆にも。もうすぐIH予選なのに…」
「別にいーって。気にしてないから」
「よくないよ、あたし足引っ張った」
「女の子は月に1度そうなるんだから、仕方ないよ」
灰羽くんはそう言ってにっこりと笑った。
ああ、とってもまぶしいな。それになんだか暖かい。
この感覚はなんだろうか。
…不思議。
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たかな(プロフ) - ライグリールさん» ありがとうございます！！ (2020年7月30日 6時) (
レス) id: 73a36fd221 (このIDを非表示/違反報告)
ライグリール - すごい…リエーフがかわいい…！おもしろかったです！ (2020年7月27日 21時) (レス) id: 10ffdced2d (このIDを非表示/違反報告)
たかな(プロフ) - 夜空さん» コメント、とっても嬉しいです！！読んでくれてありがとうございます！！！ (2020年2月21日 21時) (レス) id: 76ca1e95bd (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - すごく面白かったです。リエーフ君、カッコいいッ (2020年2月20日 19時) (レス) id: abc6410102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TANAKATUKI | 作成日時：2020年2月7日 3時
