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『うん、、、骨折やったけど』
ミナ『骨折、!?』
ミナ「あ、、みんなごめんなさい、集まってたところ急に来ちゃって、、Aの姉のミナです。」
ウンビ「こんにちは」
メンバー「「「「こんにちは」」」」
ウンビ「私たちはここで失礼しよう!A、お大事にね」
ミナ「いやいや、大丈夫ですので、一緒に、、」
チェウォン「私たちはたくさん喋れたので、!」
みんながお大事にって声をかけてくれて、部屋をでていく。
ミナ『みんなに申し訳ないことしちゃったなぁ』
『カムバ前で忙しいから帰ってもらえてよかったし、、、大丈夫やで』
『でもお姉ちゃんこそ忙しいよな、、心配かけてごめんね』
ミナ『お姉ちゃんのことは気にしなくてええんやで。今日も明日も時間あるし、、』
『なんかな、、、』
メンバーの前ではマイナスのことは言えへんし、元気にしてたけど、急に焦りと痛みがやってきた。
さっきお医者さんが部屋に入ってきたときにそろそろ麻酔が切れるっていっとったからそれのせいなんやと思うけど。
ミナ『ん〜?ゆっくりでええよ』
『うん、、、痛いしな、カムバ被るしな、ほんまに、、、ダメかもしれん』
ミナ『そっか、、、痛いのどうやったら紛らわせられるんかな、、いい子いい子したら紛れる?』
そう言って頭を撫でながらもう片方の手で涙を拭ってくれる。
『、、ありがとう。。。』
ミナside
足を怪我したAの居場所はAに電話してもメッセージを送ってもわからんくて、
マネージャーさんを通して、どうにかこの病室まで辿り着いた。
病室に着いたら、目だけは悲しそうやけど口だけは笑ってるAがおった。
メンバーとおるから強がってるんやろうなとは思うけど心配。
メンバーが帰ってっからは急に私の知ってる弱いAになってくれて少し安心した。
A『みーちゃん、』
『うん?』
Aがみーちゃんって呼んできたのなんていつぶりやろう。
Aが甘えてくる時や、ほんまに寂しい時にときどきこの呼び方をされる。
『Aの足、治るの一ヶ月半なんやって。』
大粒の涙を流しながらそんなことを言うAが可哀想で私も辛い。
『神様は意地悪やな、、何もできないのが悔しい』
私はAを抱きしめることしかできなかった。
結局翌日が仕事あるのに、Aの病室に泊まってしまった。
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作成日時:2022年8月13日 23時