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会場を出て救急車に乗るとすぐに病院についた。
マネージャーさんとお医者さんが何か話してるけど、痛みから何も聞き取れない。
座っている間に診察が進み、お医者さんが駆け足で診察室を出ていく。
「おっぱ、私って、、、」
マネ「コルチョr、ってわからないか、、、足の骨が折れたから今から手術して直すって」
『え、、、』
最悪の事態は想定してたけどまさか骨を折ってるとは思わなかった。
言われてみれば足首の腫れ方が尋常じゃない。
マネ「外国の病院で不安だと思うけど、僕はここからいなくならないし、この病院も信頼してるところだからまずは頑張ろう。」
「はい」
オッパと会話をしてからほとんど記憶がない。
目を開けると、病室におった。
韓ドラでよく見るようなきれいな個室で驚いたけどそれ以上に自分の足が全く動かないことがショックやった。
『何してるんやろ、、、A』
ｺﾝｺﾝ
「どうぞ〜」
ドアのノック音とともにマネージャーオッパが部屋に入ってきた。
マネ「A、起きた？よかった。。。全身麻酔じゃないのに気失っちゃったからびっくりしたよ、、、」
「私も気づいたら手術が終わってびっくりしました、、オッパ、何日で治りますか、この足」
マネ「手術はうまくいったみたいだけど、早くても一ヶ月半はかかるって。」
「一ヶ月半、、！？カムバが、、、間に合わないですよね」
マネ「ちょうど一ヶ月後だから、、うん。」
「リハビリとかしたら、、」
マネ「先生次第だからなんとも言えないけど、まずは怪我を治すことを考えよう」
「どうしよう、、、」
マネ「MVは取り終わってたことが不幸中の幸いだけど、、、ごめん、今回のコンサートのせいで」
「オッパは悪くないです、、」
マネ「アーティストを守るのが僕たちの役割だから、、、。A、落ち着いたらでいいけど、今回のことを運営会社の方に報告するから覚えてる範囲でどうしたのか教えてほしい。」
「今大丈夫ですよ。」
なぜか実感が湧かなくて涙も出てこない。
「リハの時はなんの異常もなかったんです。
でも、本番にステージに立ったらイヤモニからすごい音が聞こえて、、
モスキート音のような感じでカウントも何も聞こえなかったんです。
だから外して曲を始めたら、足を踏み外して、落ちました。」
マネ「なるほどね。ありがとう。」
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作成日時：2022年8月13日 23時
