【ツイステ】あの双子に似た人【男主】 (ページ32)

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第28話「大食堂でのオクタネヴィル」ページ32

Aside

『何処に座る？』

休み時間になって、いつもの4人で大食堂へ向かって料理を取った後。

レオナ先輩やらラギー先輩やらが居るのが見えて、何処に座ろうか聞いてみると予想通りの答えが。

アズール「別に何処でも良いでしょう」

ジェイド「どうしましょうね…」

フロイド「席とかどーでも良いじゃん。オレお腹空いたんだけど」

ジェイドも、言葉の割ニコニコしてて考えていない。

はぁ、と溜め息を吐いて三人を連れて適当な席に座ると、ジェイドがやたらキノコを勧めてくる

ジェイド「ほらA、貴方もキノコ食べませんか？美味しいですよ」

『俺が取ったやつの中にキノコあるから充分…てかお前、部屋の中でまでキノコ育てようとするのやめてくれる？』

フロイド「そーだそーだ。ジェイドがキノコ好きなのはどーでも良いけどさぁ…」

アズール「僕も、キノコ祭りには飽きましたよ…今日から、ご飯の準備はAに任せましょうか」

ジェイド「三人共酷いですねぇ…」

俺ら三人がうんざりしたような顔を浮かべるも、いつも通りニコニコしている。

その笑顔を見て思った。

今日の夜ご飯キノコ祭り(いつも通り)になりそうだ、って。

…ジェイドがご飯作り始める前に俺が作り始めとくか…

そんな感じでわちゃわちゃしていると

不良A「私闘～？これは先輩から後輩への「教育的指導」ってやつだよ！」

不良B「歯ぁくいしばれ！」

なんて声が聞こえて、俺ら4人はつい黙った。

その中で俺だけが、その声がした方を向いた

アズール「気にするだけ無駄です。僕たちには関係ないんですから」

なんであの子らが不良に絡まれてるんだよ…

あんまり問題起こされると困るんだけどな。

フロイド「A～？何見て…喧嘩？そんなのどーでも良いじゃん」

隣に座るフロイドが、俺に全体重を預ける勢いで寄り掛かってくる

『…確かにそうだね。何気にしてるんだろ』

俺は笑顔で返事をすると、またご飯を食べ始めた

フロイド「でさ、あのときA居なかったけど、アズールがまたばぶちゃんになっちゃってさ～」

アズール「フロイド？その話はもう止して下さいと何度も…」

ジェイド「大変でしたねぇ…まぁ、慣れたもんですが」

アズール「お前も裏切るのかジェイド」

『ほらアズール落ち着いて…』

…やっぱり、この4人で居られるのが一番楽しい。

あの子らと居るのは学園長の命だからで楽しい訳が…

いや、少し…楽しいか