【ツイステ】あの双子に似た人【男主】 (ページ17)

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第14話「巻き込まれた被害者」ページ17

Aside

…そろそろ出るか。

『…ねぇ、君らも怒られるだろうけど、俺も怒られるんだからさっさとしてよね。俺君らの監視を命じられてるんだからさ』

エース「居たのかよアンタ！？…てか、誰でしたっけ？」

自己紹介した記憶ないから、知ってたら逆に怖いよ…

なんて思いながら、びっくりしてる4人に対して笑顔を浮かべておく

『俺はオクタヴィネル寮の2年、A・グロリアス。学園長にそこの二人の監視みたいなの任されてるから、宜しくね』

俺がグリムとユウちゃんを指さしながら言うと、エースくんとデュースくんはまたびっくりしたような顔を浮かべた

『…つーか早く行くよ、また怒られる』

笑顔を消して、全員に言う。

…ん？狸が居ない…もしかして…

ユウ「グリムがいない…？」

『…入学式から今まで面倒事ばっか起こしやがってあの狸…絞めるか』

そう言うと、俺は1番に走り出す。俺運動には自身あるんだよねぇ…

まぁ、大食堂まで逃げられちゃったんだけど。

デュース「くっ、シャンデリアに登るとは卑怯だぞ！」

『あ、ねぇ。そのシャンデリア絶ｯｯ対に壊しちゃ駄目だよ、絶対。フリじゃないからね？？』

何やらブツブツと呟いているデュース君を横目に全員に忠告する

『…まぁ、俺が飛行魔法で捕まえに行ってあげま「よく狙って…いくぞ！」…はｧ？？』

俺の話を一切聞かずに行動する1年生。

で、シャンデリアが壊れた

エース「シャンデリアぶっ壊したのか学園長に知れたら…」

『ねぇ、俺忠告したっしょ。てか…学園長来たけど』

クロウリー「知れたら…なんですって？」

学園長って多分、ストレスがマッハで溜まって行ってるよね。苦労リーだよね。胃薬を差し入れしたい。

クロウリー「A君は置いておいて！貴方たちは一体なにをしているんですか！」

エース「えｯ、そこの先輩は良いのかよ…！？」

クロウリー「A君は別です！寧ろ、巻き込まれている被害者ですから。…石像を傷付けただけでは飽き足らず、シャンデリアまで破壊するとは！」

…俺に責任ねーとは言い切れないだろうに…信用してくれてるんだ

クロウリー「もう許せません。そこの4人は全員、即刻退学です！！」

デュース「そんな！どうかそれだけはお許し下さい！俺はこの学校でやらなきゃいけないことが…！」

クロウリー「馬鹿な真似をした自分を恨むんですね。」

…これは、優しい学園長でも許してくれねーよ…