【ツイステ】あの双子に似た人【男主】 (ページ14)

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息抜きおしゃべり「俺の魔法について」ページ14

『俺のユニーク魔法って知ってる？まぁ、アズールやジェイド、フロイドと学園長くらいにしか話してないから、詳しくは知らないよね。これを見てる君にだけ話してあげる。他の人には秘密ね？』

『この先の話で必要になるかもしれないから、先に説明するけど、効果とかは忘れて貰っても大丈夫だよ』

『俺のユニーク魔法は『無の道化師』。魔法や施錠とかを無効化出来るんだ。魔法を無効化すると、その人にもう一度かけるには1週間以上間を空けないといけないんだよね…チートのようでチートじゃないと思う。』

『施錠してある物に関しては…ドアや箱…取り合えず、鍵のついているものならなんでも。2時間とか間空けたらまた開けられるかな。』

『今話したのは、話されても大丈夫っちゃ大丈夫だけど…これは、絶対に秘密にしておいて。学園長以外、知らないことだから。…実はもう一つ、効果があるの。これは禁忌って言われても良い。』

『…色々なものを無に出来る。魔法や鍵とかだけじゃなくて…まぁ、国とか、世界は無理だし…「無かった」という事実を無くすことはできない。つまりは「有を無に変える」ことはできても、「無を有に変える」ことはできないってことね。』

『あった出来事やものだって無かったことにできる。でも、過去の改変は出来ない。「今あった出来事だけ」を無かったことに出来る。
…で、この魔法の本当に恐ろしいところはね、人物の記憶や…その生物の命すら無くすことができること。』

『その分、デメリットが凄いんだけどね。それを含めて、俺は俺のユニーク魔法が嫌い。学園長の許可が下りなければ、俺はユニーク魔法のもう一つの効果の方を使えないし、使う気もないんだけど。』

『…このユニーク魔法が使えるようになってからはよく…きっと、これを知ったら皆も…いや、少し喋り過ぎたかな』

『…じゃあ、このことは秘密ね？俺、ユニーク魔法をここの生徒たちに知られるの、あんまり好きじゃないから』