売れ残りなんて言わないで

ただいま、おかえり ページ48

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「ただいまー」


無事、部署旅行も終わり

私、A帰宅完了。


たった1日ぶりなのに

ジンの待つ家、というだけでこんなにも恋しいのだから、


愛はやっぱり偉大だ。




そんな愛の偉大さを噛み締めながら玄関のドアを開けると、

JN「A！おかえりー！」



ガバっと広い胸に寄せられる。

鼻の奥にひろがる愛しい人の匂いに、

私は改めて幸せを感じた。



JN「楽しかった？」

「うん。あ、食べ物とかいろいろありがと。わざわざごめんね」

JN「全然。伝わった？僕の愛。笑」


相変わらず大げさなジンに

伝わったよ、と笑いかけ、

小さくキスをしてリビングに入った。




・・




「わ！なにこれ⁉」

広〜いリビングに入ると、これまた広いテーブルにぎっしりと敷き詰められた‥。



ーこれは。


「結婚式の、パンフレット？」

JN「当たり！」



JN「2人で一緒に見たくてよさそうなとこ取り寄せちゃった！」

クシャッと笑うジンの笑顔が、

とっても愛おしくて。


ああ、私はなんて幸せものなんだろうか。





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