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6話 ページ8
使い魔召還の儀はさっきの大講堂ではなく、小講堂で行うようで、今そこに向かうため廊下を歩いている。
A「使い魔召還楽しみだわ。どんな子が私のパートナーになってくれるのかしら？」
そんなことを思いながら廊下を歩いていると、
ﾄﾞﾝｯ
in「きゃっ。」
誰かがイナリにぶつかり謝りもせず、そのまま去ろうとしていた。
A「ちょっと！そこのあなた！」
??「あ"？なんや？」
A「人にぶつかっておいて、ごめんなさいの一言もないのですか！」
??「ﾁｯ、すまんかったな。」
ぶつかった男は舌打ちをし、めんどくさそうに謝り去っていった。
A「なんて無礼なの！」
私は怒りの感情がフツフツと沸き上がってきたが、イナリに落ち着くように言われ一旦冷静になった。
小講堂へ向かい中へ入る。
床に大きな魔方陣が描かれていた。
監督の先生に小さな紙をもらい、その紙を魔方陣の中心に落とす。
すると、魔方陣が赤く発光して眩しく光りだした。
私は思わず目をつむり、光がおさまるとゆっくりと目を開けた。
??「いたた………。」
??「ﾌｧ!えっ？ここどこ！？」
??「ちょっ、うるさいです！」
??「みんな落ち着けって。」
聞き覚えのある声が聞こえてきた。
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作者名：ミツルギ | 作成日時：2022年5月8日 2時
