お久しぶりです&第一章:�将� ページ14
かなりお久しぶりです。
実は受験とかいろいろあってお休みしてました。
ごめんなさい。
それと、実はパソコンに保存していたプロット的なやつをうっかり消去してしまいまして、もうすっかり忘れてしまいました。
ですので、これからはうっすら覚えてる記憶を必死に呼び起こし、新たに作ったストーリー構成となります。本当にごめんなさい。
主人公の口調とか文章表現とか変わってしまうかもしれませんが、どうかあたたかい目で見守ってください。
――――
「――――」
言葉が、でない。
頭が、回らない。
体が、動かない。
全部が、麻痺して、ただ震えることしかできない。
視線が、交わる。
「………っ」
焦凍は、私をじっと見つめるだけで、なにもしようとしない。その瞳からは、なにも感じられなくて、空虚に吸い込まれてしまいそうで、コワイ、と思ってしまった。
でも、その反面、嬉しさと悲しさにうち震えているのが分かった。
――ああ、6年ぶりだね。凄く、強くなったね。
――6年前より目が険しくなってる。辛かったんだね。傍にいれなくてごめんね。
不意に、泣きそうになった。
でも、彼も捨てた私にはその資格はない。唇を噛んで、ぐっと堪える。
ああ、きっと、わたしはすごく酷い表情だろう。
いったい、どのくらい見つめあっていたんだろう。
やっと、口を開いたのは、焦凍だった。
――それは、ずっと覚悟していた言葉だった。
「………お前、なんでここにいる？」
「………ッ‼️」
ブツ、噛んでいた唇が切れて血が流れた。
それに気付いたときには、わたしは走っていた。
どこへ？ わたしはいったい、どこへ走っているの？
「………ぅ、ぁぁ………」
訳もわからず、ひた走る。他に生徒がいなかったのが、唯一の幸いだった。もし誰かいたら、わたしに話しかけようものなら、個性でその人を排除していた。
「はぁ、はぁ、はぁ、………ぁあっ！」
足元が狂って転んだ。
もう、動きたくない。その場にうずくまって、嗚咽を漏らす。いつの間にか、頬を伝った涙が地面を濡らしていた。
「う、あ、あああああああ゛あ゛あ゛あ゛‼️」
ああ、無様だ。
資格もなしに、なにをしているんだろう。
『………お前、なんでここにいる？』
分かってはいた。覚悟もしていた。焦凍に恨まれるしかないって、理解してた。
その上で、ヒーローを目指した。
――でも、多分、納得は出来ていなかったんだ。
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黒猫 - 焦凍君と妖華ちゃんの関係が今後どのようになるのか気になります。更新頑張ってください！！ (2019年1月29日 8時) (
レス) id: 08222d2249 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛月りな | 作成日時：2017年8月15日 14時
