【鬼滅の刃】転生したので暗躍しようと思います

。※（大） ページ40

昨日なんと1日で1万hitしました！凄い!!やばい!!
語彙力失った！何があった昨日！
ユーザランキング、順位にもアップされてて嬉しすぎる…！
嬉しいコメントも届いていて!!
嬉しいしか出てこない!!
お気に入り登録＆評価もありがとうございます!!!
どれもどれも通知届くのが嬉しいです笑
さああと10話…で終われるか。
頑張れ癸七子！頑張れ義勇さん！
なんとか納めろ私！
――――

「やっと隙らしい隙をみせたな人間……！」

「……!!」


激痛に体を丸める癸七子に、液体化する鬼は人間ひとりにここまで追い込まれた少しの怒りと、惨めな姿を見れて愉しくて仕方がないという愉悦を露(あらわ)にした言葉を浴びせた。


鬼は血鬼術を解いて人間の姿に戻る。

癸七子は激痛で顔が上がらず気配でそれを察知する。

(コイツの頸を斬るチャンス……なのに指一本も動かせない……!!)

嗚呼だめだ、視界が霞んできた。その霞む視界にじわじわと血が雪を赤く染めていく光景が映る。

血の気が失せていくのが分かる。

(このままじゃ……)


その時、静かに怒りに満ちた声が聞こえた。

「ねえ」

どこか子供っぽくて、液体化する鬼ではない、もうひとりの鬼の声。

蜘蛛男の声だ、

と思ったと同時、なにか強い力で体を引き上げられた。

「ここまで僕を侮辱したんだから、勝手に死なないでくれる？」

蜘蛛の糸だ。

糸で、宙に吊るされている。

その様はさながら操り人形(マリオネット)。

(くっ……どうにかして、抜け、ないと……っ)

でも体は動かない。

と、その光景を見てニヤリと口を歪めた液体化する鬼が指を立ててその先だけを液体化させる……

――その意味(・・)を本能的に察知して、体が強ばった。

「……!!」

しかし逃げることは叶わず――



――その水は私の体内に侵入していた。



「が、ァﾞ、あ、あああああああああああああああああああﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ!!!!」


ぐちゅ、ぐしゃ、ぐぢゅぐぢゅ


「が、が、ぐぁ、ぐがあああああああ!!!!あああああああああああああああアﾞアﾞアﾞアﾞアﾞアﾞ!!!!!!」


内臓を、液体化した鬼の一部が、体内を弄(もてあそ)ぶように掻き回す。

わざと、ゆっくり、苦痛を味わせるように。

死んだ方がマシ。

思わず殺してくれと叫び願いたくなるほどの苦しみ。

発狂してもしたりない。

技の反動の苦痛を塗り潰すほどのこの地獄に、死の間際の底力なのか体を振り乱して叫ぶが、

。玖．残酷→←。※（大寄りの中）

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