女だけど真選組総長やってますが何か？ ６

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『くわっ·····ぁ〜』




総悟とミツバさんが外へ出掛けたあと、私も巡回のために外へ出た


もう昼時だってのに巡回当番私にしたの誰だと思う？
土方に決まってんだろ、あの鬼畜



その土方は朝からいないし、折角来たミツバさんに挨拶もせずに何処に行ってるんだか知らないけど。




お腹減ったし今日はお昼外で摂ろうかな、と欠伸をしながら歩いてると“バトルロイヤルホスト”っていうファミレスの前で立ち止まる






『今日此処で食べよっかな。
土方も居ないし偶には外食するか』



あーお腹減った。と呟きながら店の扉を開ける

するとレジの店員が困ってるような声が聞こえた






店員「あの、お客様、こちらの引換券ですがもう有効期限が過ぎておりまして·····」



「え、なにそれ有効期限とか俺知らないけどー？
折角週に一回しか食べられない甘い物摂取しにここまで来たのに門前払いですかコノヤロー」


店員「大変申し訳ありませんが、こちらに期限の日付が書いておりまして·····
こちらの引換券の期限は3日前に過ぎています」



「3日前？そんなん俺一週間に一回しか食えないんだから交換できないに決まってるじゃねーか。

申し訳ないって思ってんだったらここは有効期限過ぎてないってことにして見逃してくんね？
300円あげるからさ、な？」



たかが引換券の為にずっとレジに居座る面倒くさい客に捕まって困ってるようだ

予約名簿に名前を書いてチラッとレジの方を見れば見慣れた銀髪が目に入る






店員「それは困りますお客様！」


銀時「だーかーらー！たかがパフェ一つなんだから見逃してくれたっていいじゃねーか！

見逃してくれたら一ヶ月に一回パフェ食いに来てやるかｒ――((『何やってんだこの天パァァ！！』



ぐふぅｯｯ！！」




たかが引換券でレジに居座る面倒くさい客、基坂田銀時の後頭部に飛び蹴りを入れる

旦那はレジの台に思いっきり頭をぶつけた






銀時「テメッ！何しやがんだ！！」


『テメェが何してんだ！

たかが引換券で何分も居座ってんじゃねーよ！
会計待ちの人とか店員が困ってんだろーが！！

いい加減にしねーと職務妨害でしょっ引くぞ！』



銀時「げっ、Aかよ」




私を見て旦那はげっと声を漏らす

それを無視して唖然としてる店員に声をかける






『私の知り合いが迷惑かけたな。
コイツのことは遠慮なく訴えていいから。

あ、一名ね』



店員「あ、ありがとうございます。
ではお席に案内いたします」

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