女だけど真選組総長やってますが何か？ ４

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〜 一方、河上万斉は 〜








お通「皆ァ！今日は来てくれてありがとうきびウ○コーー！！」



「「「「「とうきびウ○コォォォ！！！」」」」」




お通「最後まで楽しんでいってネクロマンサー！」



「「「「「ネクロマンサァァァ！！！！」」」」」







お通のライブは、親衛隊、その他諸々のファンで溢れかえっている

その中に新八がいるのも皆さんご存知だろう。


　






さて話は変わり、熱気の嵐で包まれたライブハウスの一番後ろ


お通を間近で見たいファン達が前へ詰め寄るのに対して、一人の男は壁に背を預けて足でリズムを刻んでいた








言わずもがな、過激派攘夷浪士 河上万斉である



万斉はリズムを刻むように動かしていた足を不意に止めると、脳裏で先程会った真選組隊士の事を思い浮かべる






前に彼女を見たのは確か紅桜の件。
数多の天人を斬り捨てていた彼女は、誰にも手がつけられない程の狂気に満ちていた





まるで、希少な弦楽器を不用意に奏でようとしたら弦に指を持ってかれるような。そんな気がした。




だが今日はどうだ


万斉に補導する時は規則正しく流れるクラシックの音を。
道案内する時はヤンキーが奏でるラッパ音を。




そして微笑むときは、咲き乱れる紅い花畑の中心で自分(魂)が激しく三味線を奏でてるような、そんな錯覚を見た








次会う時が来たら彼女はどのような音を聞かせてくれるのだろう。




笑うときは、怒るときは、泣くときは






········はたまた近いうちに起こる騒動で、絶望の淵ヘ立たされると彼女はどのような音を奏でるのだろうか。







そう考えると、端麗な口元が密かに緩む






河上「これは見物でござるな」






そう呟く男のギラついた瞳を見たものは居なかった――――――










,










〜fin〜















▽ ▽ ▽




はいどーも皆さん、バナナでっせ！



女だけど真選組総長やってますが何か？


を４まで見てくれて、ありがとうございます！






応援してくださっている皆様のためにも！(過言)


５期作成決定しました〜！！
祝ってねェいェェェいェェェ！！！←(気が向いたらでいーよ)






次はミツバ篇かな〜。と思いきや。

次に控えてる真選組動乱篇のためにも、一回主人公ちゃんの過去篇を書こうかと勝手に思いましてね、ウン。


主人公ちゃんが近藤さん達と出会って、皆と居ることを決意したお話を書こうと思います。


是非、見てください！

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