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顔が真っ青なチャラ男と、何が何だか分からない様子の栗子さん達を待たずしてジェットコースターは発進した
松平「うおおお!
思ったよりキツい!」
土方「どうだァ、様子は」
『次はぐるってなるみたいだぞ!
めっちゃ面白そう!!』
土方「そっちじゃねェ!!」
円形になってるレールを見ながら、早く来ないかと待ち構えていると前方から何かが飛んできたのでしゃがむと、そのまま土方にぶつかった
土方「っ、テメェ!何してんだ!!」
沖田「ベルト閉めんの忘れた!ベルト閉めんの忘れた!」
飛んできたのは総悟らしく、目を回しながら必死に捕まってる
これはかなりパニクってる
松平「オイ、何だコイツ!
さっきと別人じゃねーか!
テンパりまくってんぞ!!」
沖田「Sだから打たれ弱いの!
ガラスの剣なの!!
たたたた助けて土方コノヤロー!!」
土方「うおぁ!?」
ベルト閉め忘れてふっ飛ばされそうになってる総悟は必死に土方の髪の毛に捕まってる
と、思ったら急に速度が減速して終点した
取り敢えず、お疲れさん。とぐったりしてる総悟の背中を擦ってやり、栗子さん達の様子を見ると、チャラ男の様子がおかしい
栗子「大丈夫でございまするか?
七兵衛さ····あ。
七兵衛様?座高が少し高くなってるでございまする」
七兵衛「へ、へへっ。
やべぇ、お前絶対引くだろ。
やべぇ、俺、ちょっと漏らしちゃった···」
『マジかー』
総悟の脅しが効いてたらしく、本当に漏らしてしまったらしい
なんか、ホントごめん
ま、これで別れてくれるだろ。と、皆で帰ろうとした矢先、”良かった〜“と栗子さんの安堵した声が聞こえた
いや、何が良かったの?
栗子「実は私もでございまする。
私だけだったらどうしようと思っていたでございまする」
(((えええぇぇぇぇ!!!)))
あまりの衝撃に何も言えなくなっている私達を置いて、どんどん話が進んでいく
なんか腸で結ばれてるとか気持ち悪い事この上ない会話が聞こえたんだけど
松平「おい、どう云うこっちゃい!
益々仲良くなってんじゃねーかよ!」
土方「お前の娘こそどうなってんだ!
普通漏らすか!?
一体どういう教育してんだ!」
『喧嘩してる場合じゃねェ!
次のアトラクションに行っちゃう!!
近藤さん、早く···
あれ?座高が高くなってない?』
近藤「Aちゃん、誰にも言うなでございまする」
『···』
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作者名:バナナ | 作成日時:2021年9月27日 11時