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坊主「神楽!しっかりしろぉ!」
『酢昆布なら後で買ってやるから!!』
星海坊主と一緒に神楽を抑えるが、意識が定まってないのか声が聞こえてる様子がない
ずっと暴れてる神楽は星海坊主を見ると急に動きを止めた
神楽「あ、酢昆布だ」
『は?酢昆布?』
何処にも酢昆布なんてないのに酢昆布だとか言い始めた神楽に混乱してると、神楽は星海坊主の髪の毛を鷲掴みし、毟り取った
坊主の残り少ない希望が!!
「「「あああああああ!!」」」
坊主「ギャー!!
何すんの!お父さんの大事な昆布がぁ!!」
銀時「おいぃ!何食ってんだぁ!
おい離せ!ハゲるぞ、そんなもん食ったらハゲるぞ!!」
『自分の親父の希望を取るとか残酷過ぎるぞお前!!』
((ウィィィィィィィイン
銀時「何この音?」
『あ。』
色々あって忘れてた、松ちゃん砲の事
((ドゴォォォォォォォォォォ!!!
気づいた時にはもう遅く、眩い光に包まれた私達はエイリアンと一緒に松ちゃん砲の餌食に―――
『···あれ?何ともない』
なっていなかった
前を見ると、星海坊主が傘を盾にして私達を守るように立っていた
流石は夜兎。番傘一本であの威力の砲撃を防いだのか
新八「坊主さん!」
坊主「俺も焼きが回ったようだ···」
銀時「いや、髪の毛も焼きが回ってるけど」
あ、ホントだ
毛根とか焦げてるんじゃないか?
坊主「他人を守ってくたばるなんざ···」
その言葉を最後に星海坊主は倒れてしまった
銀時「お、おい!」
新八「坊主さん!」
『おい、しっかりしろ、右側昆布!!』
新八「ハゲ、じゃなかった坊主さん!!」
銀時「おい、ハゲ!
右側だけハゲェェェェェェ!!!」
こうして江戸でのエイリアン騒ぎは終結し、とっつぁんの乗った軍艦は帰って行った
そして、神楽は救護班で治療、星海坊主は一時的に気を失っていたものの、目を覚ましたのでターミナル内に残ったのだった
『てか、とっつぁん、厄介事持って来ただけで何の役にも立ってなくない??』
···今度この事を使ってとっつぁんにトッ○奢らせよ
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作者名:バナナ | 作成日時:2021年9月27日 11時