名将烏養 ページ4
，
日向「白鳥沢のバレーってどんな感じなの？！
その白鳥沢ってとこにも”小さな巨人“みてーにﾊﾞｯってやってﾋﾞｭﾝｯってやる選手とか！
どんな選手がいるとかならA知ってるっ？」
ちょっと待って。なんで私が翔陽に質問攻めされてるんだろう
…いや、元はと言えば影山さんがなんで烏野に来たかの話だったんだよ、そういえば。
『……話逸れてる。私、違う。影山さんアッチ。』
日向「ほぎゃっ…！」
思い出したら即行動が吉。
顔を寄せて矢継ぎ早に質問してくる翔陽の顔をぐいーと押し退けた
蹌踉めく体を“おっとと”と立て直した翔陽は影山さんをバッと見上げる
日向「で、なんで烏野？
まさかお前も”小さな巨人“に憧れて！？」
ぴょこぴょこしながら興奮気味に聞く翔陽に、影山さんはゆっくりと首をふる
影山「……引退した“烏養監督”が戻ってくるって聞いたから」
日向「うかい？」
……翔陽、それでも烏野のバレー部なの？
烏野＝小さな巨人 としか認識してない翔陽は、その“小さな巨人”もしくは古豪烏野を築き上げた名監督をご存知ないようで。
それを見兼ねた田中さんがビシッとポーズを決めながら“烏養監督”とはどういう人なのか説明をしてくれた
田中「無名だった烏野を春高の全国大会まで導いた名将！……だったハズ」
日向「へ〜」
説明はしてくれたけど、田中さん自身自分の記憶に自信がないらしい。
どんどん尻すぼみになる声に“ちゃんと合ってますよ！”と念を送る。
多分伝わってない。
影山「��小さな巨人��知っててなんで烏養監督知らないんだよ。
その頃は監督目当てに県外から来る生徒も居たって言うぞ」
日向「ほーっ」
田中「「烏野の烏養」って名前がもう有名だったよな。
凶暴な烏飼ってる監督だっつって」
菅原「二、三年生は去年少しだけ指導受けたけど、すげえスパルタだったぞ……」
噂では聞いたことあるけど、烏養監督という人は、まぁ兎に角スゴい人らしい…
実際に烏養監督に会ったことがあるというニ、三年生は“スパルタ指導”に身を震わせた
そんな先輩達の話を聞いた翔陽達の反応はというと……
日向 影山「「……！」」
菅原「…なんで羨ましそうなんだよ」
話を聞いた途端そわっと体を揺らす二人
影山さんは知らないけど、翔陽は追い詰められれば追い詰められる程燃えるタイプというか、興奮するタイプですし。
……言い方が“ドＭ”みたい？強ち間違いではないですね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1106人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しおさば(プロフ) - 大好きですこの作品、、、！続き楽しみにしてます！ (1月22日 11時) (
レス) @page39 id: e2a581894c (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - TENSIさん» 初めてのコメント…！そんな大切なものをこんな駄作者にしてくださるなんて…！更新共に返信も遅くなってごめんなさい！あたたかいコメントありがとうございます！ (1月21日 21時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - れなさん» 返信、長らくおまたせいたしました！今もこの作品を見てくださっているかは分かりませんが、これからも応援してくれると励ましになります！コメントありがとうございます。 (1月21日 21時) (レス) @page37 id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
TENSI(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します！主人公が自然に作品に違和感なく溶け込めていて、飽きずに読み進める事が出来ました！面白すぎですーっ更新楽しみに待ってます！ (10月5日 13時) (レス) id: 7e7c0fa434 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 終わりになってるけど良ければ続きみたいし、欲を言えば西谷との絡みもっとみたいです、、完結までついて行かせてください！ (6月9日 4時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：バナナ | 作成日時：2022年8月9日 12時
