エース探し ページ18
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日向「か、影山！やっぱお前が先に行けよっ」
影山「はあ！？お前がエース見たいって言い出したんだろ！！」
日向「じゃ、じゃあAっ！ちょっと中覗いて来てよ！」
『むっ、無理に決まってるでしょ…！？
だってここ“三年の教室”だよ…！？』
放課後になってガヤガヤ人がごった返す廊下の端で騒ぐ三人の輪。無論、私達のことです
誰が一番前を歩くか争ってる私達の周りの人は、翔陽と影山さん以外私と違う上履きの色
そう、さっきも言った通り此処は三学年の廊下なんです
時は5分前。放課後に突然教室を凸って来た翔陽に手を引っ張られ、まず最初に向かった先は影山さんの教室
影山さんを呼び出した翔陽は私に言ったのと同じように“エースを見に行かないか”と誘い三人で行くことに
そして次に私達が連れ出されたのは三年の教室前
『ゃやややっぱり無理だよ周りの人背が高いし年上怖い……』
日向「無理じゃねぇって。ちょちょいとエース見るだけじゃん！」
影山「白銀さんならきっと出来ますっ」
『…じゃあ聞くけどさ……二人とも“旭さん”がどのクラスとか知ってんの…？』
影山／日向「……」
……馬鹿じゃないの？
そんな一言も発せない程に二人の無鉄砲さに唖然としていた
まさかのノープランに軽く…いや、かなり絶望した
影山さんは論理的に考えられそうで実は単細胞の類だった……
頭がキレるのはバレーのときだけなんだ……っていう話は今は置いといて
『…分からないなら私帰る』
日向「ちょ、ちょっと待てって！べ別に分からないなんて言ってねーじゃんかよ！？
俺だって何も考えずにここに来たわけじゃないんだからなッ！」
『絶対嘘じゃん…。
……じゃあどこに居るの“旭さん”は』
日向「あー…えぇっと……あ。あの人とか！」
必死に誤魔化しながら私を引き止める翔陽をキッと睨むと翔陽は気まずそうに目を泳がせた
私の質問に、少し考えたような仕草を見せた翔陽は、数秒後一人の三年生を指さす
翔陽の指の先を辿って見ると、他の人達とは比べ物にならないくらい背が高くて、長めの髪の毛を後ろでお団子にしてる男の人
日向「あの人なら体デカいし背高いし力強そう！」
『……今考えただけでしょ？
それっぽい事言ったって、この数の三年生から“旭さん”を言い当てるなんて―…』
「俺がなに？」
『！？？』
私の背後から声をかけてきたのは、翔陽がさっき指さしてた三年生の人。私達の方を振り向いては不思議そうに首を傾げた
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しおさば(プロフ) - 大好きですこの作品、、、！続き楽しみにしてます！ (1月22日 11時) (
レス) @page39 id: e2a581894c (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - TENSIさん» 初めてのコメント…！そんな大切なものをこんな駄作者にしてくださるなんて…！更新共に返信も遅くなってごめんなさい！あたたかいコメントありがとうございます！ (1月21日 21時) (レス) id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - れなさん» 返信、長らくおまたせいたしました！今もこの作品を見てくださっているかは分かりませんが、これからも応援してくれると励ましになります！コメントありがとうございます。 (1月21日 21時) (レス) @page37 id: 25349aa23d (このIDを非表示/違反報告)
TENSI(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します！主人公が自然に作品に違和感なく溶け込めていて、飽きずに読み進める事が出来ました！面白すぎですーっ更新楽しみに待ってます！ (10月5日 13時) (レス) id: 7e7c0fa434 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 終わりになってるけど良ければ続きみたいし、欲を言えば西谷との絡みもっとみたいです、、完結までついて行かせてください！ (6月9日 4時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バナナ | 作成日時：2022年8月9日 12時
