ある日の放課後 ページ24
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_それから2日後。
土曜日は色んなことがありました
お弁当忘れた翔陽に届けに行ったら初対面の人達に囲まれるし、
美女に話しかけられてテンパるし、
顔スレスレにボールが飛んできたし、
金髪ピアスのおにいさんにビビりまくったし、
激辛スナックで気絶しかけたり散々でしたが、しぶとく生き残った私は一日休みを挟んだおかげで完全に復活しました
今日も今日とてまた月曜日になっちゃったな……とぼんやりしながら過ごした一日。
家に帰って、夜ご飯食べてお風呂入って課題を終わらせて。
手持ち無沙汰にゲームをしていれば気付けば時計の針が夜の11時を指していた。
その後布団に入って眠くなるまでゴロゴロしてます。
でも、そろそろ…眠い、かも………
_ドッ,ドォン!
日向「寝れねぇぇ!寝れねぇ寝れねぇ寝れねぇェェ!!」
夏「兄ちゃんうるさい!」
『………』
隣の家から聞こえてくる叫び声に眠気が何処か行ってしまいました
すっかり覚醒してしまった目を誤魔化すように頭から布団を被ります
……そういえば明日、青葉城西って所と練習試合だって言ってたっけ。
大丈夫かな。翔陽緊張に人一倍弱いからなぁ……
『……いや、私には関係ないじゃん。
何一丁前に部活のこと考えてんのバカ……』
そうだ。私は排球部に入る気も関わる気もないんだし……
私がそんな事気にする権利なんてないじゃんか。
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〜キーンコンカーンコーン♪
「さよーならー」
……まだ、火曜日の終わりか。
教室を出る際に黒板の日付を一瞥して教室を出ます。
……あ、校門前にもうバス停まってる。
窓から見えるバスにちょっと立ち止まってみてると”オラオラオラぁ!“と近付いてくる声
『??………ヒッッ!?』
田中「いたァァ!!日向の幼馴染みちゃんンンン、!!」
『ぇ…!?ちょ、ぅわァァ!!?』
声のする方へ顔を向ければ凄い形相で走ってくる田中さん
思わず声を上げて反対方向へ走ってしまった
田中「いや、え!?なんで逃げんの!?
なんか傷つくッ!!つか速ぇ!!」
『わわわ私お金持ってませんからね!?』
田中「だから違ぇって!
ちょ、”スガさん!!“」
ぇ゛っ?
田中さんが出したその名前に背筋が寒くなったその瞬間
菅原「ほいッ」
『…ヒュッ』
菅原「コラコラ、廊下は走っちゃ駄目だろ〜?」
ニコニコ笑う菅原さんの腕の中に捕まった今。
私が死を覚えた瞬間でした
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バナナ(プロフ) - ねねさん» そう言っていただけてなによりです!更新速度は落ちてきてしまいましたが、出来るだけ多くの話をかけるように頑張ります!コメントありがとうございました! (2022年8月4日 7時) (レス) id: 9fef7d0f5b (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 夢主かわいくて大好きです〜!更新無理せず頑張ってください! (2022年8月3日 19時) (レス) @page47 id: a790d4aa03 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます!更新速度落とさないように頑張りますね! (2022年7月24日 15時) (レス) id: 9fef7d0f5b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 最近更新多くて嬉しいです!続き待ってます! (2022年7月24日 14時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ(プロフ) - ゆんさん» ほっこりとしていただけて何よりです!これからも夢主ちゃんを見守っていただけると幸いです!2回もコメントをくださってありがとうございます!! (2022年7月20日 22時) (レス) id: 9fef7d0f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:バナナ | 作成日時:2022年7月16日 22時