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体が凍りついたかのように、
その場で動けなくなった
不幸中の幸いなのか
テヒョンさんはわたしに気付かず
そのまま会話を弾ませている
もう自分への陰口は
嫌というほど聞かされていたけど
やっぱり直接きこえちゃうのは慣れてても響くなぁ、なんて
テヒョンさんは、ただマネージャーか誰かに尋ねただけかもしれないし、
なりゆきでその話になったのかもしれない
でも今の私からしたら、
どちらも"噂"に関してのことだから陰口と同じだ
少し賑やかになった廊下を歩きながら、
イヤホンでお気に入りの音楽をながす
わたしをひとり孤独にしたような
この空間に耐えきれなくて
音量をあげ、外の声なんてきこえないように
たくさんの視線から、
心を塞ぐように
……音楽をきいたら仕事の疲れが癒やされるなんて、
あるわけが、ない
逆に自分に対しての悔しさや醜さが溢れでそうで
もっと疲れがたまる一方だ
『 ばかだな。』
こんなことに頭を回すぐらいなら、
今すぐにでも皆への誤解を否定すればいいのに
私は現実から目をそむけて出来ないだけ
いつになったら、
心からの笑顔でいられるのか
「 あ、お疲れ。おわった？」
『 うん、おわったよ 』
楽屋のドアを開き、椅子に腰掛けようとすると
私に気付いたのか
奥から声をかけてくれたハユンオン二
多分、だけれど
イヤホンに無表情
今の状況を気にしたのだろう
メイク担当のソユオンニも近くに寄り添い、
温かい声で包み込んでくれた
「 ふふっ、イヤホンもうはずしな？大丈夫だよ。」
『 …ん、ありがとう 』
私が微笑むと
オンニはチョコを渡し、
にこにこしながら去っていった
しばらくすると
鞄にはいっていたスマホが鳴り出し
とって見てみると「ナヨンオンニ」の文字が
くっきりと浮かんでいる
電話じゃなくてよかったなんて考えながら
通知に指を伸ばした
[ 今日の夜ご飯これない？私達の宿舎だよ〜。]
私はすぐに椅子から飛び起き、
ハユンオンニのもとへと走って行った
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yaaaaaa(プロフ) - これからどうなるのか気になる展開で楽しみにしてます。書き方すごく好きです。 (2021年7月28日 20時) (
レス) id: 159a8fda76 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - @さん» ありがとうございます。元気になりました大好きです( (2018年11月21日 17時) (レス) id: 024c11f8ff (このIDを非表示/違反報告)
@ - 頑張ってくださいね！ (2018年11月21日 0時) (レス) id: 70b97e6e8e (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - sevenさん» 楽しみにしてくださって嬉しいです（はーと）全て…？そうですか泣いていいんですね（ 更新明日再開いたします〜。 (2018年11月20日 21時) (レス) id: 024c11f8ff (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - kimnaaさん» ありがとうございます愛してます。更新せずにごめんなさい。明日出しますので楽しみにしていてくだされば…笑 (2018年11月20日 21時) (レス) id: 024c11f8ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2018年5月29日 19時
