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主人公side
とりあえず、部屋に戻ろう。
荷物置きたいし。
そう思って部屋に足を進めると、
?「あー!Aちゃんお帰り!」
『あ、音也くん。』
音也くんに会った。
ただいま〜、と返すと笑ってくれ、なんか安心した。
音也「社長室に行ったとき、社長がAちゃんが帰ってこない〜って言ってたから心配してたんだよ〜。」
『そっか、ごめんね。道に迷っちゃって…。』
そのせいで遅くなったんだって言った。
別に嘘はついていない。
音也「あはは!Aちゃんって方向音痴?」
『そんなことはない…はず。……まぁ今回迷ったのは日本に来てまともにここの敷地外以外、外に出てなかったからかな。』
音也「そういえば、Aちゃんアメリカにいたんだもんね!すっかり忘れてた!」
まさかの「忘れてた」だと…。…う〜ん…複雑。
音也「…今度はさ、俺、案内するよ!だから一緒に出掛けてくれる…?」
『え…。』
音也「ダメかな?」
ダメ、なんて。そんな顔されたら言えるわけない。
『ううん、ありがとう!私も案内してほしい。』
音也「へへっ。約束ね?」
『うん、やくそ「あっれー?Aちゃんと音やんだ。何してるのー?」うわ、嶺二さん。』
音也くんと指切りしようとしていたらどこからか現れた嶺二さん。
嶺二「うわって何!?うわって!!嶺ちゃん傷ついたなー。」
泣き真似をする嶺二さん。…子供みたい。
『嶺二さん、泣かないで下さい。悪気はなかったんです。……ちょっとしか。』
嶺二「ちょっとはあったんだ?!」
『冗談ですよ。』
嶺二「んもー!Aちゃん反抗期!?お兄さんをからかうんじゃありません!」
はいはい、と嶺二さんを流していると音也くんが膨れているのに気づいた。
『お、音也くん?どうしたの!?』
音也「……二人とも俺もいる二人の世界に入ってた。」
もういいもん、と拗ねる音也くん。
『ごめんごめん音也くん。機嫌直してー。』
私はそう言いながら音也くんの頭を撫でた。
音也「……ふふっ。じゃあAちゃんは許してあげます。」
嶺二「音やんめんごめんごー♡」
音也「嶺ちゃんは許しません。」
嶺二「ガッビーン!」
『嶺二さんどんまいです。』
音也(せっかくAちゃんと二人きりだったのに…。嶺ちゃんのばか…。)
嶺二(音也やんとAちゃんが二人で楽しそうにしているのを見て、割り込みたくなっちゃった。大人げなかったかな?)
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小冬 - (名前)ちゃんが可愛い!!バレエをしている(名前)ちゃんがカッコいい感じがして、惚れました!!これからが楽しみです!! (2019年7月17日 21時) (レス) id: b394ae1541 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 前から思ってたんですけど・・・ 嶺司じゃなくて、嶺二ですよ! (2017年7月24日 20時) (レス) id: 4701cc19d8 (このIDを非表示/違反報告)
友姫(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!低速ではありますが、今後も更新させて頂きます。これからも「わたしのいきかた」をよろしくお願いします。 (2017年6月4日 10時) (レス) id: 905028581e (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - コメント失礼致します!とっても面白いです!更新頑張ってください!続きがとってもたのしみです! (2017年6月4日 10時) (レス) id: 03875aa748 (このIDを非表示/違反報告)
友姫(プロフ) - 通りすがりの暇人さん» コメントありがとうございます。これからも更新させて頂くので、よろしくお願いします。 (2017年4月18日 14時) (レス) id: 905028581e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Black Miffy (・x・) | 作成日時:2017年4月15日 19時