わたしのいきかた〜third〜

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主人公side


七海ちゃんがお茶を淹れて戻ってきた。


七海「紅茶で大丈夫ですか？」


『大丈夫だよ〜。ありがとう。』


紅茶を配ってくれた七海ちゃんも席に着いた所で


3人で話始める。


色々な話をしたけど、やっぱり女の子だ。


恋バナになったら話が止まらない。


友千香「Aさん彼氏とかはいるの？」


『まさか。いるわけないよ。好きな人もいないしね〜。』


七海「そうなんですか…。意外です。」


『そう言う友千香ちゃんと七海ちゃんは〜？あ、七海ちゃんは春歌ちゃんって呼んでもいい？』


七海ちゃんだけ名字で呼ぶのは少し寂しい。


友千香「あたしもいないわね…。今は仕事が恋人！」


七海「はい！名前で呼んでください！あ、私も今は恋愛は…」


友千香「みんな見事に枯れてるわね〜…」


友千香ちゃんの言葉に苦笑い。


『まぁね〜。でも、出会いなんてその辺に落ちてるもんだよ。』


友千香「落ちてるって…。出会いはそんな簡単に拾えないわよ。」


『だってさ、今日私と友千香ちゃんの出会いだって拾えたじゃない。もちろん、春歌ちゃんとの出会いもね。』


七海「た、確かに…。」


『人との出会いは案外自分の近くにあるもんなんだよ。それを気づいて拾い上げるか、気づかないか、あるいは気づいてもスルーするかの違いだけ。』


出会いは一期一会って、よく言うよね。


本当にその通りなんだろうな。


『私はどんな人とのどんな出会いも喜べるようになりたいな。』


恋バナしてたはずなのにいつの間にか


私だけが語ってしまったかもしれない。


(なんか上から目線になっちゃったかも…。反省。)

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