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主人公side





ある日のこと、林檎ちゃんがすごい勢いで私の元へやってきた。


林檎「AちゃんAちゃんAちゃーん!」


ガバッと肩を掴まれた。


『どどどうしたの林檎ちゃん?!おち…落ち着いて!』


林檎「Aちゃんにお願いがあるのよー!」




お願い?



『なんですか?私にできることなら手伝いますけど…』


林檎「実はね、Aちゃんに雑誌のモデルをやって貰いたくて!」


『あ、無理です。』



林檎「あーん!そんな即答しなくても……」



林檎ちゃんは嘘泣きしながら事情を話始めた。


どうやら、元々モデルをやるはずだった人がけがをしたらしい。そして、その撮影が今日の午後で早急に代役を立てないといけないらしい。


でもねぇ……


『私、一応隠れて日本にいるんですけど。』


雑誌なんてどこで誰が見ているか分からない。



林檎「その事なら大丈夫!ウィッグとかつけてもらってカバーするから!」


『えー……でも…』


林檎「シャイニーもAちゃんにお願いしたいって言ってたわ!」


おじさん……。ここでおじさんの名前を出すのはずるい。


断るに断れないじゃないか。



林檎「ね?!お願い!あなたにしか頼めないのよー!」


『……わ、分かりましたよ。』


林檎「本当?!きゃー、Aちゃん大好きー!」



わー、嬉しい。


『それで、どんなことするの?』


林檎「それは秘密♥ささ、行くわよー!」


え、ちょ、もう?!


てか秘密って………。


(ふ、不安………。)


私は抵抗することなく林檎ちゃんに連行された。









『なんで……。』


私は自分の着せられた衣装を摘まみながら呟いた。


『なんでウェディングドレス!?』



林檎「あら。素敵じゃない!」


『ありがと……って違う!林檎ちゃん!こんな衣装だって知らなかったんですけど!』



林檎「言ってないもの。秘密♥って言ったじゃない。」



ぐっ…………。



私はうなだれた。


こんな姿家族が見たら何て言うだろう。



林檎「そんなに落ち込まないで?ほら、終わったら美味しいプリン買ってあげるから。」


『……約束ですよ。』






黒髪のウィッグをつけて、カラコンを入れた私。


メイクさんの技術もすごくて最早誰かは分からない……かもしれない。



林檎「準備完了ね。さ、スタジオまで行きましょ?」


『……へいへい。』




このあと、私は共演者がいたことにまた驚くことになる。




(ドレスって重い………。)

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小冬 - (名前)ちゃんが可愛い!!バレエをしている(名前)ちゃんがカッコいい感じがして、惚れました!!これからが楽しみです!! (2019年7月17日 21時) (レス) id: b394ae1541 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 前から思ってたんですけど・・・ 嶺司じゃなくて、嶺二ですよ! (2017年7月24日 20時) (レス) id: 4701cc19d8 (このIDを非表示/違反報告)
友姫(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!低速ではありますが、今後も更新させて頂きます。これからも「わたしのいきかた」をよろしくお願いします。 (2017年6月4日 10時) (レス) id: 905028581e (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - コメント失礼致します!とっても面白いです!更新頑張ってください!続きがとってもたのしみです! (2017年6月4日 10時) (レス) id: 03875aa748 (このIDを非表示/違反報告)
友姫(プロフ) - 通りすがりの暇人さん» コメントありがとうございます。これからも更新させて頂くので、よろしくお願いします。 (2017年4月18日 14時) (レス) id: 905028581e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Black Miffy (・x・) | 作成日時:2017年4月15日 19時

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