病んでるだけなのに

32話ーーーつ ページ35

貴方turn

うぅ。

ここ何処
真っ暗で何も見えない、


あれは

母「何で生まれてきたの、この出来損ない」

お母さん？
なんでそんな事言うの
何でそんな目で私を見るの
やめてよ

父「お前なんていらないんだよ、早く死ね」ガンっ

お父さん
やめて、殴らないで

痛い痛い痛い痛いよ

ｲｼﾞﾒｯ子
「今日も来たんだ。お前なんて、生きてる価値ないのに」ﾊﾊ

ﾓﾌﾞ「本当、お前なんか、死んでも誰も悲しまないよ」

やめて やめて そんな事言わないで

ﾓﾌﾞ「早く、死ねよ」

や、、め、てえー

プッツン

死なないと 死なない 私なんか、生きてたらダメだ

早く死なないと

イヤーーーァー

バチン

貴「はぁはぁはぁ」

萩/松「A！」

夢か

萩「大丈夫？A」

えっ
あっ、私

貴「私...私あぁ」

どうしようどうしようどうしよう

ギュッ

陣平？

松「A、俺の目を見ろ」

目？

陣平の目を見る

松「俺達が、怖いか」

貴「怖くないうぅ」

だんだん、
落ち着いてきた

その間、研二がずっと背中を
さすってくれた

松「落ち着いたか？」

貴「ｺｸﾝ」

萩「良かった」

松「もうちょと、寝るか？」

寝る？
イヤ、またあの夢を見たらイヤだ

貴「ﾌﾙﾌﾙ大丈夫」

萩「Aちゃん、お腹すいてない？買ってきたけど食べる？」

どうしよう、
昨日から食べてないから
食べようかな

貴「食べる」

萩「了解。じゃあ、リビング行こうか」

そう言えば、リビング
ぐちゃぐちゃにしちゃったから

貴「でも、リビング散らかってる」

松「大丈夫だ。一応、片付けたから」

えっ

貴「あ、ありがとう」

萩「さぁー、行こうか」

うん



萩「Aちゃんは、ここに座っててね。すぐ持ってくるから」

松「俺、飲み物用意するわ。コーヒーでいいか？」

貴「ｺｸﾝ」

萩「松田ー俺のもよろしく」

松「おう。」

2人とも、優しすぎるよ

33話ーーーゆ→←31話ーーーつ

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