病んでるだけなのに

27話ーーーむ ページ30

貴方turn

アレから数日がたったよ。

今は、大学の帰りなんだけど

目の前で、
重そうな荷物を持ってる人が居るんだけど
どうしよう、手伝ってあげた方がいいよね
それに、荷物持ってる人女の人だし

もう、どうにでもなれ！

貴「荷物、持つの手伝いましょうか？」

梓「えっ、あっ大丈夫です」

大丈夫って
どうしよう、でもあぁ。
もう

貴方「何処までですか？」サッと荷物を持つ

梓「ありがとうございます」ﾆｺｯ

可愛い人だな

貴「いえ。」

頑張れ自分

梓「あっ私、榎本梓って言います。ポアロという所で働いています。」

ポアロ？

貴「私は六実Aです。この荷物はポアロという所に運ぶのですか？」

梓「はい。すいません持ってもらって」

貴「いえ。大丈夫ですよ。あと、敬語無しでも良いですよ。梓さんの方が年上みたいですから」

梓「そう？じゃあ、外させてもらうね。Aちゃんは大学生？」

貴「はい。そうです。よく分かりましたね」

何で分かったんだ。

梓「女の勘です」

と
話しているうちに、

梓「ここです。何かお礼します」

貴「いや、良いですよ」

流石にそれは

梓「いえ。お礼させて下さい」

うぅ

貴「分かりました。私は、人見知りですから、接客は梓さんがいいです」

知らない人とか無理
特に男の人とか怖い

梓「パァァァありがとう、接客は任せてください」

ｶﾞﾁｬ

梓「カウンター席でいい？」

貴「はい。大丈夫です」

席に座る

梓「お礼として、今日は私が奢るから好きな物頼んで」

うーん
どうしよう
これにしよ

貴「じゃあ、アイスコーヒー下さい」

梓「それだけでいいの」

貴「はい。もう、夕方なので」

梓「それじゃぁ、お礼にならないよ」

えっ、あっ

貴「普通のアイスコーヒーじゃなくて、梓さんが入れた、アイスコーヒーが飲みたいです。それでは駄目ですか？」

ダメかな

ﾁｮｺｯﾄｾｯﾃｲ
〖Aは子供が苦手です。めっちゃ怖がります。〗

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