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自然教室当日
まさかのまさか、寝坊しました。笑
赤「母さんなんでおこしてくんなかったのぉ!?」
母「起こしたわよ!あんたが目覚まし自分でかけないのも悪い!もう、」
と言いながら机にパンを出した。
赤「あぁ!もう!遅れちゃうよ!」
焦り気味だった俺は
とにかく口パンパンに詰め込んで洗面台で寝癖を治した。
赤「母さん!送ってってぇーお願い!」
母「はぁ。仕方ないわね、」
赤「っしゃ!ありがとう!」
送ってくれることになって
ちょっと余裕が出来たからか少し動かす手がゆっくりになった。
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母「行くわよー!!」
赤「ん!ちょっと待って!」
案の定準備が間に合わず
昨日準備したものをリュックに詰め込んだ
赤「はぁ、、なんかもう疲れたぁ笑」
母「何言ってんのよ笑これからでしょ」
と、母さんとたわいの話をしていた時だった
母「、?あれ??那須くんじゃない??」
と、母さんが窓の外を見た
そこには1人下を向きながら
歩いている姿があった。
母「遅れちゃわないかしら、、」
赤「どうだろうね、、」
那須を見ながら呟いた母は
窓を開けた
急停止する車に俺も外で歩いてた那須もびっくり
母「那須くん!お父さんは?」
青「っと、仕事で!」
母「時間間に合う??よかったら乗ってく?」
青「すみません!ありがとうございます、でも遠慮しておきますね、、笑」
母「あらー、いいのに」
青「恋人と、約束というか、、」
母「あらやだ!さすが那須くんねぇ、じゃあ楽しんで〜」
陽気な母はそう言うと手を振って窓を閉めた。
母「やっぱ那須くんはモテるのね〜」
赤「そうだなー」
母「あんたはどうなのよ!龍我」
赤「俺!?いるわけねーじゃん!」
母「そっかぁー笑」
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作者名:にんじん | 作成日時:2021年7月22日 23時