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平和に決まった班決め
学級委員の指示で班ごとに席に座ることになって隣班になってしまった俺ら
青「、、、。」
そんなことにも動じず、学級委員の話を真面目に聞く那須
橙「そいえば、那須お前山寺と付き合ったのまじ?」
小さい声で話してるはずだけど
浮所はボリューム調節が下手くそ過ぎて
全部丸聞こえ
山寺って、
まじかよ。
青「っ///うるさいっ、聞こえるでしょ」
橙「へ、?」
浮所が見渡してるのを俺も一緒に見てみると、
クラス全員そっち向いていた
青「もぅ、恥ずい、」
橙「、ごめん那須!」
顔の前で手合わせて謝る浮所は漫画みたい。笑
山寺「なに、?俺の話?」
青「っ、ごめ、、」
山寺「いいのいいの、ポンポン」
青「っ、、」
照れているのか、下を向いた那須
ふわっとした頭から山寺が手をおろし
もう一度席に着いた。
男子校だからとは思ってたけど、こんな身近にいたとは
と、びっくりした
橙「ふぅぅ!」
緑「やぁばぁ、笑」
同じ班2人は笑っちゃってるし
ふと、大昇に目を移すと
悲しそうに下を向いていた
赤「、大昇?」
黄「へへっ、だいぶ前に振られたのに、まだ引きずってる見たい、笑」
無理して笑うなんて、そんなことしなくていいのに
まだ大昇が那須に想いを寄せているのにも
大昇にこんな顔させてる那須にも、
イライラが募った。
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作者名:にんじん | 作成日時:2021年7月22日 23時