第198話【主人公ちゃんを歌う側に入れてしまったから、戦い参加は難しいなぁ....】 ページ36
《ヘイガイズ！！準備はここまでいよいよだ！！！
今日は一日無礼講！！学年学科は忘れてハシャげ！！そんじゃ皆さんご唱和ください！！
雄英文化祭！！！開催！！！》
____________
『遅れましたァ！！！！！！』
バァン、と扉を開けて思いっきり叫ぶ。
準備をしていたA組みんなの視線が私に集まる。
耳郎「な＿＿＿にしてたの！！？
本番前なのにいないし、緑谷も帰り遅いし...って、それロープ？緑谷が買いに行ったんじゃ...」
耳郎ちゃんの本気お叱りに思わず肩を竦める。
今回は完全に私の好奇心がみんなを心配させた。
...申し訳ない...。だってラブラバちゃん見たかったんだもの...。
『...緑谷くんのお手伝いになればいいなって思って、白竜としてついて行ったの。
でもなかなか合うロープが見つからなくて、やっと見つけたと思ったら時間なくて...。
緑谷くんが、自分を乗せてたらスピードが落ちるだろうからって、私だけ帰ってきました...。』
今必死に考えた言い訳。
ジェントル達のことを言ってしまえば、文化祭中止になるかもしれないし、何より本番前のみんなに心配させてしまう。
轟「結局間に合ったからいいが、今回ばかりはちょい反省しろよ。
お前、耳郎とダブルメインなんだからな。」
『ハイ...スミマセン.....。』
私はロープやら何やらが入った袋を作業班に渡すと、Tシャツに着替えてバンド班に入る。
いよいよ本番だ。
爆豪「遅えよクソが！！！」
『だからごめんって言ってんじゃんか〜...』
私はTシャツに着替えた際に服の中に入ってしまった後ろ髪を出して、そのままポニーテールにする。
そして真っ暗闇の舞台に静かに上がると、同じく急いで来た緑谷くんが心配そうにこちらを見るもんだから、ウィンクした。
『...大丈夫、歌で示すから。』
私は耳郎ちゃんの隣に立ち、マイクに触れる。
そして、目の前の幕が上がり＿＿＿＿
爆豪「行くぞゴラァァァ！！！」
「「「「宜しくお願いしまァス！！！！！」」」」
私と耳郎ちゃんは、大きく口を開けた。
第199話【 the☆LIVE !!!!】→←第197話【ジェントル戦開幕！】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2346人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なな - もう更新停止してから4年…？これだから夢小説はッッ泣泣泣 (5月23日 17時) (
レス) id: 12918429a0 (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - ゲームくんどちゃくそ好みだ…！！サンジくんの技出た時わいた。 (2022年8月12日 6時) (レス) @page50 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
うにゃ猫(プロフ) - 続編ではあの子との謎？が解決したりしたら嬉しいなぁ、あと面白くて楽しかった！更新頑張ってくだせぇ！ (2022年7月6日 12時) (レス) @page50 id: 173f9610a3 (このIDを非表示/違反報告)
よる - 電話じゃない電車だ((( (2021年8月26日 21時) (レス) id: c9aa9990d7 (このIDを非表示/違反報告)
よる - サンシャイン池崎電話で読んで1人でニヤニヤしてた。ただの変な人になりましたありがとう (2021年8月26日 21時) (レス) id: c9aa9990d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白蛇の柊 x他1人 | 作成日時：2017年12月24日 23時
