僕は君が好きだけど君は僕を好きじゃない～Hidaka.U～［完結］ (ページ8)

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あれから1週間後

今日は父に連れられパーティーに来ることになった。

そういえば祐奈の言ってたことってなんだったんだろ。

父(今日はAと同い年の女の子の結婚発表があるんだ。)

「そうなんですね、わかりました」

その時はそれくらいにしか思ってなかった。

1時間後

パーティーは思ったもよりも大きいパーティーで総理大臣などもきていた。

すると、

そこにはよく見覚えのある姿が、

「ゆうな…?祐奈？」

［あ、！A！］

「え？なんでここに…」

［ごめん、こういうこと］

［私、岩崎グループの長女の岩崎祐奈です］

［会社を継ぐのはお兄様の大昇だけど、］

「うそ…、」

［ほんと、ごめん、だからAが藤井グループの令嬢だって知ってた。ごめんね…］

「ううん！大丈夫だよ？」

［ありがとう…あと知ってた？今日、浮所くんも佐藤くんもいるの、］

「え？」

［あの2人、一応御曹司だよ？浮所くんは浮所グループの御曹司で佐藤くんは佐藤コンポレーションの御曹司］

「嘘でしょ…」

父(Aここにいたのか、)

「はい、」

父(こんにちは、確か岩崎グループの…)

［はい、岩崎グループの岩崎祐奈と申します］

父(そうでしたか、。本日はおめでとうございます。娘とはどのような関係でございましょうか、)

［そちらの、藤井Aさんとは高校の親友でございます。］

父(そうでしたか！)

父はそう言った。でもこの関係を崩されないか怖かった。父は会社のためならなんだってする。

兄も従うしかなかったから結婚させられた。

私の親友との関係を崩さないでほしい。

そう心から思った。