００４ ページ4
Aside
“トントン”
「瑞稀、入ってもいい？」
〈いいよ、〉
“ガチャ”
「あのさ、話あるんだけどいいかな？」
〈俺明日までのレポートあるからそれやりながらでいいなら〉
瑞稀は大学生になり沢山のレポートに追われていた。
「全然大丈夫」
「あのさ私、雄登のことが…」
〈好きなんでしょ？〉
「やっぱり知ってたんだ」
〈そりゃあ、そうでしょ。〉
「でもさ、私バカだから“私に好きな人ができたって言ったらどうする？”なんて言っちゃった」
瑞稀はレポートを完成させるために手を動かしてたが手がぴたりと止まった。
〈は？〉
〈なんで正直に好きだ。って言わなかったの？〉
「怖かった。フラれるのが。」
〈雄登はなんて言ったの？〉
「雄登は“え？”って言った。」
〈そっか、お前雄登本当にモテるんだからいつ誰かにとられてもおかしくないんだよ？これはAの兄として言ってる〉
「そうだよね…雄登モテるし」
「ごめん。今日はもう寝るね。瑞稀はレポート頑張ってね。話聞いてくれてありがとう」
そう言って部屋を出た。
瑞稀side
Aが急に俺の部屋くるからなんだろう。なんて思ってた。
雄登とAは両想いなのになんで気持ちが伝え会えないんだろう…
兄として声はかけてあげたいけどあいつらのためにならない…
久しぶりに雄登に連絡してみようかな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 238人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もえか(プロフ) - ありがとうございます！いいお話が書けるように頑張ります！ (2019年10月27日 22時) (
レス) id: dd0173e703 (このIDを非表示/違反報告)
まお - 続き楽しみにしてます！ (2019年10月25日 20時) (レス) id: 4581f1bec1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さとうもえか | 作成日時：2019年8月11日 22時
