...こういうことしていいんだね? 【まふまふ】

５８話 ページ9

＊会話文多めです。

まふまふside



「……、、。」



『……。』




ど、どうやって切り出そう…


え、こういうのっていきなり


デート行かない?


っていうの？



それとも、



今度の日曜に〇〇いこ！



って感じ？



ああああああ！！調べておけばよかった…！！




…もう、、どうしよう、、



このまま結局誘えないのかも…



「…ふふっ、、
…真冬前となんにも変わってないね」


『え？ どういうこと…』


「真冬が鍵失くしたーって言ってた時さ、うちでご飯食べてって、ソファに座っていた時もこんな沈黙あったでしょ？」


『あ、そう言われれば…』


「もう流石に大丈夫かなーって思って、
…まぁ、私も今緊張してたって言うのもあったけど、、
それで黙ってたんだよ？」


『…え、もしかして試してたの？』


「そんな感じかな」


『もう！
僕が一生懸命どうやって誘おうか考えてる時に…！』


「どうやって誘おうかって…？」


『……え。 あ 。いや、…えっと、、



…で、でーと、、デートに誘おうって思ってまして…。』



うぅ〜 こんな形で言いたくなかった…



「っ…！ そんなに 緊張するものなんだね」


『なっ…舞花、バカにしてる？』



「ううん、してないよ


…ただ、ちょっと、、





.





.






……きゅんと、しました…」





そんな可愛いセリフを、耳まで真っ赤にして カービィに頭を埋めながらいうものだから 胸がきゅうっとなって、すごく愛おしい気持ちになった。




それと同時に、意地悪したくもなってしまって。




『…耳まで真っ赤じゃん。

顔、隠さないで 見せてよ…』



そう、耳元で囁いてみた。



「…っばか！！ もう帰るよ！！？？」





.





……怒らせてしまいました。




僕にはそらるさんのようなかっこいいセリフはまだ早いみたいです。




『ごめんごめん！ 帰んないで！
日曜日にさ、水族館行きたいなって言おうと思ってたの！』



「あぁー、もう…」



舞花は未だに耳まで真っ赤にしていて…



でもイジワルはしちゃいけなくって。




…あぁ！！もどかしい…！





『日曜日、暇？』



「暇ですよ…。」



『では、行きましょう？』



そのあと軽く話をして、いい時間になったので舞花は部屋に帰って行った。

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