*嫉妬2【そらる】 ページ8
Aside
「いらっしゃい、Aちゃん。」
『おじゃましまーす!』
まふくんの家に着き、適当にソファに座る。
「紅茶でいい?」
『おぉ… まふくんは優しいねぇ』
「まふくん
そらるさんだって充分優しいじゃん。
現に今大事な彼女さんが他の男の家に行くのを許してるんでしょ? それって凄いことだと思うけど。」
はい、どうぞ。
そう言ってテーブルに紅茶を置いて、彼は私の隣に座った。
『…いや、それは、、』
「ん?」
『…そらるはそれは許さないと思う、、』
「…ま、まさかAちゃん、
そらるさんに言わないで来たの!?」
『うん。』
「え、それ僕の命が危ないんだけど!?」
『あははっ』
「いや笑って済む話じゃないからね!?」
まふくんは隣でぎゃあぎゃあ騒いでいるが、もうここまで来ちゃったんだからしょうがないだろう。
『大丈夫、そらるが私を放って置くのが悪いんだから、そうやって言えばなんとかなるよ。』
「頼んだからね!?」
.
「で、今日は何しに来たの?」
『暇つぶし?』
「…はぁ、、なにする? ゲーム?買い物?」
『いや買い物は流石にアウトでしょw』
「ここにいる時点でアウトです。」
『…はーい。
じゃあ私の話聞いてくれない?』
「いいよ。なに?」
…なんか今日のまふくんめっちゃ優しいんだけどどうかしたのかな。
『…ねえ、もしかして何かあった?』
「へ?俺?」
私の話が始まると思っていたんだろうけど質問してみた。
案の定びっくりしてますな。
「いや別に、何もないけど?」
『絶対なんかあった。だっていつもよりめっちゃ優しいもん。』
「…Aちゃん、帰る?」
『ごめんなさい。
…いや最近思うんだけどさ、そらるの次に優しくて顔もそらるの次にイケメンなのになんで彼女できないんだろうね。』
「さらっとそういうの挟むのやめてもらっていい?
あとやっぱり帰る?」
『ほんとごめんなさい。
ほら、私って正直ものだから』
「………。」
『お願いだからネタに無言はやめて。』
なんて風にふざけながらも雑談をして、気づけばもう12:00。
『あ、もうこんな時間だ。
お昼作っていい?あと、食べる?』
「いやいつまでいるつもりなの」
『んー、4時』
「4時!?」
.
*嫉妬3【そらる】→←*嫉妬【そらる】(兎危さん、ワタ雨さん、kaliyaさんリクエスト)
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Loi -ロイ-(プロフ) - 涙色さん» そうだったんですね、こちらこそ勝手に事を進めてしまって申し訳ないです。 ありがとうございます^^* (2018年8月6日 18時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
涙色(プロフ) - Loiさんすみません!コメント欄を全然読んでいませんでした(汗)リクエストに答えてくれて、しかも1つの小説として取り上げてくれて、ありがとうございます!とても嬉しいです。これから全部読んできます! (2018年8月6日 17時) (レス) id: 405087afcc (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - 涙色さん» 勝手で申し訳ないのですが、このままお返事がなければ一つの小説として公開させていただきたいと思います。 なにか意見等ありましたら、6日の12:00までにお願いしたいです。その時間になったら公開させていただきます。すみません。 (2018年8月5日 19時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - やのさん» 申し訳ないです。ありがとうございます。 (2018年8月4日 22時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - Loi -ロイ-さん» 大丈夫です!ずっと待ってますね!(*- -)(*_ _)ペコリ (2018年8月3日 14時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Loi -ロイ- | 作成日時:2018年5月21日 18時